
今日も山川砂湯へ足を運んだ。天候はいいが、風が強い。帰り道は3時間半歩いて宿まで帰る予定だったが、風が吹き止まず、途中からバスに乗った。竹山口まではさすがにひばりのさえずりも楽しめてたが、えんどうやそら豆畑で散布する農薬が飛散してきて気分が悪いのも歩きを止めた一因だ。昨日は、白水館の敷地に新しくできた薩摩伝承館を入場料1500円払って覗き、横にオ-プンした広尾のイタリアレストランで昼飯をとった。指宿では味わえなっかた、料理だから、近隣の宿には脅威だ。旧態依然としてハコモノや道路に腐心している市政より、民間で環境を変えれるものはドンドン変わるべきだ。昼食後強い風のなか魚見岳を昨年どおり見晴らしの良い尾掛の集落から登り、最後はなのはな館で開催の篤姫の催事に向かったが、あいた口が塞がらぬ内容だった。入口から出口までアットいうまに至る、入場料400円は痛い出費だ。
指宿は混むせいか砂かけが乱暴とは言わないがやさしく無い。砂湯に入っている人も多いから喋るを持ったお姉さんやお兄さんに声を掛けにくいってこともある。
砂湯はとても微妙な温泉の入り方だからこの砂かけ人の技術と心遣いで効果も心地良さも大きく変わってしまう。
一番困るのは砂に埋もれているときに何処か、体の一部が熱くなってきたときだ。まだ火傷するような熱さではないけど忙しい砂かけババア~おっとお姉さんに声を掛けて砂を掛けなおしてもらうべきかどうかが判断しにくいのだ。
一番最初に暖かい砂床に寝て暖かいを掛けてもらったときは概ね心地良いのだが、時間が経つにつれて熱くなってくることが多い。
余り我慢しているといわゆる低温火傷ってことになって厄介だ。この辺りの加減はスナユに入っている本人しか分らないのだから、どんどん申告すべきなのだがそれが言いにくい。
最初に加減はどうですかって聞かれてOKと回答しているので、それに砂かけ人は急がしそうで…おまけに鹿児島弁がきついのでチョット躊躇してしまう。
その点山川砂湯は規模も小さいし、砂かけ人も純朴な人が多い。指宿みたいに団体で大混雑することは少ないからまだ鄙びた温泉の風情が残っている。
開聞岳や竹山がよく見える伏目ののどかな風景も優しい人がらも良い。
砂湯なら山川がお薦めだ。