
散歩先で踏み潰しそうになってしまった。秋半ばで寿命かな。夕方は「母さん、仇はとったよ!」で終わるオペラは久しぶりに聴きながら、改修中の《Gradi Tenori》を覗いたらLatest Audio of the Monthにパヴァロッティの追悼10曲をアップしていたので、早速頂戴奉り、PCに納めました。
- Che gelida manina, Puccini, La Bohème, 1961 (his debut)
- In un coupe?...O Mimi, tu più non torni, Puccini, La Bohème, 1961 (his debut)
- Ingemisco, Verdi, Messa da Requiem, 1967
- Deserto in terra, Donizetti, Dom Sebastien, 1968
- Anche tu, Beppe, giungi a torturarmi ... O Amore, o bella luce del core, Mascagni, L'Amico Fritz, 1968
- Io son sol ... Ah! Dispar, vision, Massenet, Werther, 1969
- Cujus animam, Rossini, Stabat Mater, 1970
- Per la gloria d'adorarvi, Bononcini, Griselda, 1973
- Amelia ad essa ancor ... La rivedrà nell'ecstasi, Verdi, Un ballo in maschera, date n/a
- Vaga luna, Bellini, 1983
Decca編集のサイトPavarottiforever の紹介もありDiscographyも参考になった今日はまずまず。
とくに母親(育ての母)が敵方に火あぶりにされそうだと聞いて「母さん今助けるぞ!」ってな感じで歌う場面はちょっと凄みさえ感じる。DVDやCDで聞いているとその凄みが伝わってくるのだが、今まで見た・聞いた生の舞台では何故か迫力がイマイチ感じられなかったのはどうしてなんだろう。
普通は、DVDやCDも良いが、生の舞台の方が直接的に音楽や歌手の息吹きが肌で感じられるので楽しめているのだがが…。
そういえば、椿姫の「花から花へ」の辺りも生の舞台で聞いたときに胸がドキドキしたのは、オーチャードホールでのボンファデッリの時だけだなあ。CDでこの歌を聴くときはカラスのが好きで、繰り返し聞いているけどねえ。椿姫は何回見たか忘れたけど、感心したのはボンファデッリのときだけ。
何を言いたいのか…自分で良く分からなくなったけど、「母さん、仇はとったよ!」で終わるのが骨肉の怨念?をあらわしているのだろうと思っていたけど。考えてみたら、そんな単純じゃあないかもなあって感じてきた。
今度このオペラ、「トロバトーレ」を見たらよく考えてみよう。
それにしても、生の舞台で「母さん今助けるぞ」のところのアリアで感動してみたいものだ。