二〇二五年一月十二日(日)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昨日タマが後ろ足で立ってる姿、イタチに見えるって話してたでしょ飼い主。
気になる?
イタチが出てくる漫画があったって何かで聞いたの思い出した。ネズミさんも出てくるらしいけど。
あったな、そう言や。絵本だったと思うけどアニメにもなった。でもネズミさんのほうが下克上するストーリーだよ。
ってことは猫もネズミさんに下剋上されちゃったりすることがあるんだ。
ということもある。カラスさんが子猫を持って行ったりするようにね。
それってタマが生まれたばかりのことじゃん。途中で落っことして置いてったらしいけど。でカラスさんって窓からぼうっとお空を見上げてるとなんだか平然と斜めに通りを横切っていく鳥さんでしょ?斜に構えてるって言うの?夕方になると啼き声が切ないって言われてもいるようだけど。
斜に構えてるうちにリスクだらけの世界を作り上げて喜んでるのは逆に人間様の側だけど、しかし聞き分けてるのタマ?
うん。雀さんはすぐそばのフェンスにとまっておしゃべりしてるからタマも負けじとカカッって歯を鳴らして見せてるよ。でもカラスさんはふっとテリトリーに入ったと思ったらもう遠くまで飛んでるんだ。
お前さんテリトリーって言ってるけど、そこはよそのマンションのガレージだよガレージ。
でも飼い主言ってたよ、猫には猫の環世界があるって。タマにとって必要な環境は視界も含めて環世界なんじゃない?
まあそこが面白いところかもね。人間の環世界とそれぞれの動物の環世界とは重なってるところとそうでないところとがある。平面的な境界線ってのはなくて立体的に入り組んでる。人間がどれほど土地の権利を主張しても平気で横切っていく野良さんや鳥さんや魚さんは膨大にいる。
去年の終わり頃だったかな、タマ見たんだ。琵琶湖の湖上で光った稲妻がお空で幾つかに割れて向こう岸のばらばらな地点に落ちていった。それでもし被害が出たりした場合はどこの自治体の責任になるのかなあって。
落雷なら落ちた場所ってことになるみたいだよ。
じゃあ巨大な稲妻がメキシコ側でビカッて光ってそれがアメリカ側に落ちたりしたら?
自然現象による不可抗力ってあるんだけど落ちた側の責任者が防御措置を整えていたかということが争点になったりする。でもねぇ、今度のアメリカ大統領ってのは何を言い出すかわかんないからな。
迷路に迷い込みそうな話なんだね。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。フェネス。「エンドレス・サマー」で大変有名になったと言われていて当時聴いた時はなるほどと感心した。その後も見かけるたびに聴いていたが「ブラック・シー」なんかもいいアルバムではとこっそり思っている。