白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21・二代目タマ’s ライフ447

2025年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二五年一月十九日(日)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

おいタマさん、なんで足にごちんしに来るの?それにここ廊下だよ。しかもまだ午前四時。冷えるよ。

 

ごちんしたくなる時って何か言いたいことがあるんだ、タマにもよくわかんない。

 

その意味を汲み取ってやるのが飼い主の仕事のひとつではあるんだけどさ。いくら何でもまだ寒いって。

 

ん~、だんだんわかってきたかも。居間のドアもう少し開けてくれる?

 

こうかい?んっ、いきなり早足で走りまわっちゃ危ない!

 

たたたっ、ばしっ、きゅきゅ、どんっ、がしゃ、そこどいて!

 

こんな朝早くから走り回って、、、

 

タマ思い出した。朝早くにね、ご飯食べる前でも時々走り足りない気が湧いてくるんだ。

 

それじゃあ夜行性っていうより朝型かも知れない。薄明薄暮性と言われてて、そうだな、タマ見てるとなるほど夕食前後と朝早くによく走り回って遊ぶよね。でも今さっき、がしゃ、と変な音が混じってたな。何か当たった?

 

ばさっ、じゃないかな?

 

なんでわかるの。

 

テーブルに乗せてある新聞広告類はとりあえず全部床にばさっと撒き散らかさないとタマの一日が始まった気がしないんだ。

 

お前さんね、それ毎朝もう一度拾い上げて整理してんの誰だか知ってる?

 

一日一度だけじゃないかぁ。

 

そうなんだけどね。なんで一日一度なのかな。ちなみに初代タマは新聞広告類をはたき落とす日も時々あったけど落とさない日のほうが多かったような気がする。二代目タマは変に律儀に撒き散らしてしておくね。

 

起きてるよって痕跡を猫なりの書記で残したがってるんだ、きっと。

 

グラマトロジーかい?つい最近も言ってたけど痕跡なんて難しい言葉知ってるね。

 

うん。毎日飼い主の部屋におじゃまするようになって本棚部屋に出入りしてたら覚えちゃった。

 

覚えたとは?

 

痕跡って言うんでしょ?デリダだったかな、そりゃひとりの著者のでっかい本だけでだいたい十四冊くらい並んでりゃ飼い主の過去の読書歴なんて飼い猫にだってわかってくるさ。飼い猫だからこそっていうのかな。ほかの著者のもこれまたたくさん並んでて「言語的ナショナリズム批判」とかってのも覚えた。けどこれまでそんなのわざわざ買ってきてさ、買うのは全然悪いと思わないけど一度慢性の病気を患って失業者になっちゃうともう買えないわけじゃん?文学でも哲学でも一度心身を壊して長引くと貧乏するしかないもん。で見るからにバカっぽい人々がマス-コミや色んな雑誌で際どいところっていうのかな、絶妙に筋違いなことをほぼ意図的に言ってるの見て批判したくて批判しようにも第一次資料からしてなかなか手に入らないわけだしつくづく報われないなあとしみじみ思うね。

はあ?

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ドゥーチー。ヒップホップと言ってしまうのは簡単だろう。では困難なのか。そういうことでもまたない。あちこちでヒップホップを見かけるようになると今度はその初期から発展期の頃に何があったのかをともすれば忘れてしまっていることがある。アンビエントが当たり前のようにメジャー化するとそのモドキのほうが一般受けして広く流通するという転倒が起きるように。だからといって転倒してしまったものを再転倒させればいいというわけでもないと思わせてくれる。

 


Blog21・精神障害者をほとんど無視する新しい「優生保護法」的空気/戦慄すべき「やってるふり」政権

2025年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

1.17報道は毎年1:17に限ってのみ報じればいいのだろうか。という問いかけは基本の「き」だとしてもここ十五年ほどで報道の内容自体が随分変わってきた。特にテレビ媒体が顕著で次に新聞、と言えるかもしれない。日頃からテレビはほとんど見ないけれども見る頻度を考慮してみると内容の酷さは視聴者の心を苦しめないではおかないものへと加速してきた。政権で区切れば第二次安倍政権から菅、岸田、石破政権にまたがる。だからといってSNSのほうが良質だとは必ずしも断言できない要素を多く含むし、見るからにいかがわしそうなSNSの信憑性を評価できうる公的機関はないに等しい。いずれにしてもスティグレールのいう「方向喪失」が世界的規模で現実化したことは確かだろう。

 

さて、この一月十七日にたまたま妻が浜大津まで外出する機会があった。もう十年以上統合失調症を患っているため普段は医療機関への往復以外ほとんど外出することはない。だからか夫の付き添いのない外出特にはしばしば特有の被害妄想に襲われ酷く困った状態に陥ることがある。

 

この日は外出のついでにたまたまスーパーで買い物を済ませることが出来たまではまずまず良好だったのだが、どうも帰路がつらく感じてきたため近くの自転車置き場でタクシーを呼んで待つことにした。圧迫骨折も患っていて腰が曲がっているので自転車置き場で座り込んで待っていると、何の撮影かわからないのだが、動画撮影用小型カメラを持った人が交差点に立ちカメラを回し始めた。ゆっくりぐるっと一周する感じ。少し移動してパン屋か何かを正面から映して去ったらしい。

 

妻は帰宅して切々と訴える。何だか撮影趣旨不明で周囲の人々に対する説明ひとつないカメラがだんだん自分のほうへ向かってきて心臓がばくばくし出した。誰かに監視されているのではないか、虫一匹つぶした覚えがないのに何らかの公的機関から見張られないといけないのか、いつも手を変え品を変えて監視されたり盗聴されたりしているのか、といった無数の被害妄想に脳内一杯支配されて体力が一気に奪われていく。帰宅した時にはもう精神的にへとへと。

 

統合失調症者の場合このような症状は当たり前にあるのだが、しかし見た目には歩けているし辛すぎてしゃがみ込んでいても単なる休憩くらいにしか思われない。ところが路上や電車内ではごく普通に見えるので、周囲の無自覚な人々が一体どんな横着なことをやれば精神障害者の心身に多大なダメージを与えるかなどまるで啓発されている様子がなく、地方なので多少の不便はあってもせっかく大都市よりは暮らしやすいところを見つけて引っ越してきたにもかかわらずこんな目に合わされるのは極めて心外である。それも一度や二度ではまるでない。「地方創生」などと東京都の中だけで一体何がしたいのだろう。頭も人ももっと使わなければいけない。というより、頭の回転が早く使える人材というのは逆に煙たがられ遠ざけられるのかも知れない。


Blog21・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて1041

2025年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。

 

読書再開。といっても徐々に。

 

節約生活。

 

午前五時に飼い猫の早朝のご飯。

 

体操の後、エクスペリメンタルやインダストリアルを中心に飼い猫がリラックスできそうな作品リスト作成中。

 

Autechre「Melve」

1:15分と大変短い。単なる効果音というわけでもない。昔の金物の音のようでもあり低いオルゴールの音のようでもあり両方をミックスさせてみたような音。ひと昔ふた昔前のホラーやミステリドラマで流れるような安上がりなメロディがありそれはそれで好みだというリスナーもいるだろう。その場合どうしても前後の二曲がメインで「Melve」は両者の繋ぎでしかない感じで聴き流されてしまうことがある。猫は金属加工音を好むがこの曲の金物的な音はそこまで硬くなく食器類ほど柔らかくもない。アルバムの中のこの箇所でなぜ「Melve」なのかはわからない。猫は全然気にしていない様子。