二〇二五年一月十八日(土)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
タマふしぎで仕方ないんだけどね、去年の終わり頃から「二代目タマ’s ライフ」を見にくる人の数がぐっと減ったように思うんだ。
そうだね、同じ時期にもう一つ見にくる人が減ったのがあって朝に上げてる「アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて」もそうなのさ。
なんか関係あるの?
多分ね。「アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて」は以前からやってたんだけどこれは飼い主が生涯決して治癒しない二つの精神障害(依存症と慢性鬱病)を抱えながら日々どんなふうに生きているのかという点を日記形式で具体的に記したもの。さらに一昨年くらいからは去年癌で亡くなった母を在宅介護するアルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病者で息子の飼い主の日々だけでなく母の癌の悪化とともに徐々に息子はどのように振る舞うかというありがちな物語じゃなくて実際にその日の食事内容だけでなくごく一般的な終末期治療薬の投与では癌の痛み止めと吐き気止めとの薬剤のバッティングが起きたんで微妙に違った方法を様子を見ながら具体的に日記形式で記述したものになってたよね。三点目に両方のあいだにこれも実際にあったこととして初代タマの生育記録も記録してある。初代タマが死んでしまってからは二代目タマを迎えての生育記録になるんだけど、一歳に満たないうちに手術とかあってその時のこともブログに載せた。
そうだね。聞いたよ。
でもそういうのって情報としての価値ってのがある。具体的であればあるほど定点観測みたいな記録としてこっそり入手したがる人々は多いのさ。SNS時代だと極めて便利に手に入る。消費者の側がわざわざお金を払って手に入れないといけないシステムは全然変わっていないんだけど、ブログを見てる人々の側からだとタダで手に入るから特に大手マス-コミとかだと黙って見に来てひと言の断りもいれずにささっとマーケティングしてデータバンク化して手前勝手に利用して平気のへいさなのさ。
でも見にくる人がえらく減ったのは何でなのかな。「アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて」も「二代目タマ’s ライフ」もすごく減った。
ほぼ同時期にぐっと減っただろう。前者は音楽主体じゃなくて飼い主の実際の日常を、後者は飼い猫の実際の日常を、それと並行してアルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病者がその母の終末期医療を在宅介護でどんなふうに看取るのかそれとも本当に看取るところまでいけるのか行けるとすればどのようにしてかと、一般的な専門書を何冊見てもほとんど書いていない結構レアケースとして記録したかったからそうしたわけ。
うんうん。
で一段落して「アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて」はタマとの交流といってもおもちゃとか色々考えてその反応を記録することよりも、もっと大きく誤解されている猫と音楽との関係だね、猫は高音を好むからモーツァルトを聴かせるのがいいというとんでもないデマ情報が拡散してるからそんなの猫それぞれで全然違う、電子音楽の場合も飼い主と一緒に聴くようにすればこんなふうに慣れてくるというふうなコンセプトでしばらくやってみることにした。すると見にくる人がぐっと減ったのさ。
「二代目タマ’s ライフ」はなんで減ったの?
生活様式を具体的に書いてただろ?体を壊した場合はどんなふうに対応したか、どんなにすれば二代目タマの場合は良くなったか、動物病院の看護師さんでもないのにふつうはなかなか手に入りにくいちょっと特異な性質を持つタマの生活を日々綴ってきた。紙飛行機もいろいろ工夫して紹介したりもした。でもそれってどの猫には当てはまるわけじゃないから変な意味で「希少価値」が付いてくるのさ。それを見て良識的に参照してくれる人たちってほんとに数えるほどもいない世界だからね。その昔「日本の黒い霧」って本があったけど。今やもうそんな倫理価値自体が崩壊してどこを見ても荒涼たる景色だらけで殺伐としてる。精神障害者のひとりとしては一日々々がたまらなく苦しいわけ。マス-コミは今なお自覚できてないね。ほとんどできてない。わかってないわけないのにわかってないに等しい。もはやマス-コミが身体障害者や精神障害者に向けて逆に圧力をかける側に回ってるとしか思えない。ともすれば今なお「感動ポルノ」や「美談」作りで儲けてやろうぜって空気で充満してる。そこでそろそろ二代目タマと日本語コミュニケーションする形で時間を決めてどこにでもありそうな会話形式に変えた。
うん。タマの発言が増えてうれしいや。
で、その同じ時期にね、「アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて」と「二代目タマ’s ライフ」とのどちらもUPするやすぐさまこれまではほぼ必ず10PV上がってたわけだけど口裏合わせでもしたかのように年末くらいからめっきり来なくなった。昼間にもリハビリは当然大事だからいろいろ工夫して関心のあるトピックを雑誌で見かけるとそれに感想程度の文章を付けてUPしてただろ?あれもこれまではほぼ必ず瞬時に10PV上がってた。けど口裏合わせでもしたかのように年末くらいからめっきり来なくなった。
なんで?
飼い主のほうが説明してほしいね。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ドゥーチー。ヒップホップと言ってしまうのは簡単だろう。では困難なのか。そういうことでもまたない。あちこちでヒップホップを見かけるようになると今度はその初期から発展期の頃に何があったのかをともすれば忘れてしまっていることがある。アンビエントが当たり前のようにメジャー化するとそのモドキのほうが一般受けして広く流通するという転倒が起きるように。だからといって転倒してしまったものを再転倒させればいいというわけでもないと思わせてくれる。