二〇二五年一月十六日(木)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
タマさん。寒いのに朝から元気に遊んでると思ったら、これ鈴じゃん。どこで見つけたの?
たまたま居間へ戻ってきたらころって置いてあった。お掃除のついでに出てきたんじゃないかな。つんつん触ってみたら音がして、あ、これ鈴だって思い出した。急にうれしくなってきちゃってね。ひさしぶりだからなかなか飽きないんだ。
そんで突き回して走ってたらレンジ棚の下へ入って届かなくなったと。
そうなんだ。どうしようと思ってうろうろしてるとちょうど飼い主が見つけて取り出してくれたってわけ。
ちなみにタマは鈴付けないの?
うん。鈴の付いた首輪とかしてると窮屈で仕方がない。話は変わるけど果実がたわわに実ると「鈴なり」って言うでしょ?なんで鈴が先なの?世界で早く出現したのは果実や木の実のほうなんでしょ?なのにどうして「果実なり」とか「木の実なり」じゃなくて後から発明された鈴って言葉が果実や木の実の状態を表わす形容詞になったのかな。
はるか前からあった食べ物を後から出来た縁起物の呼び名から借用してキャッチコピーにしたら語呂が良かったんで以後はそっちのほうが通例になったケースだね。時系列は明らかに転倒してるんだけど商売も大事だから。でもそういうパターンは世界中至るところにあるみたいだ。調べてみるのも面白いかもね。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ドゥーチー。ヒップホップと言ってしまうのは簡単だろう。では困難なのか。そういうことでもまたない。あちこちでヒップホップを見かけるようになると今度はその初期から発展期の頃に何があったのかをともすれば忘れてしまっていることがある。アンビエントが当たり前のようにメジャー化するとそのモドキのほうが一般受けして広く流通するという転倒が起きるように。だからといって転倒してしまったものを再転倒させればいいというわけでもないと思わせてくれる。