ほっとかれママ ☆ Ready, steady, smile !

仕事人間の主人にも 大事に育てた息子たちにもほっとかれ。。。それでもめげない元気ママがある日突然、白血病に。

父に感謝!

2013-09-06 | 家族
9月4日の名古屋の豪雨は大変なものでした。
その日、私は久しぶりに実家を訪れていました。
夕方になって、急に雨と雷がひどくなってきたので
これが少し収まったら帰ろうと母とおしゃべりをしていると
父が「もう少しで玄関に水が入ってくる」というので見に行くと
すごいことに

家の前の道路はすっかり川のようになっていて、扉を開けると
車が通るごとに波がザッブーンと玄関の中に押し寄せてくるほどに。。。
すぐにシャッターを下ろしました。
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手伝うこともないというので、これ以上ひどくなる前に
私は家に帰ろうと母に長靴を借りて、水に浸かった車に乗り込みました。

この状態で、いつもの裏道を帰ろうとした私の判断が大間違いでした。
そこは幹線道路から水が流れ込んでくる低い道だったのか
すでに沼のような深さになっていました。
車ごと平泳ぎをしてるような感覚 で怖かったけれど
走り出してしまった以上この深みをなんとか突き抜けて、早く幹線道路にでようと
あせってアクセルを踏みすぎたのですね。

エンジンが止まりました!もう、何をしてもかからなくなりました
そこは裏道なので、まわりは倉庫や工場ばかり。どこもシャッターを下ろしています。
雷はバキバキ鳴るし、水かさは増えてくるし。。。
エンジン止まって、ガラスは曇ってくるし。。。
おまけに後ろに工場の運搬トラックがきて、クラクションを鳴らし続けています。

SOS!!! 父に電話しました。

家の方も大変なのに、父はお隣のご主人を連れて大雨のなか
ランニングシャツのまま歩いて駆けつけてくれました。
深い所では、父のひざ上まであったそうです。
傘も差さずびしょびしょになりながら私の車を二人で脇に押してくれました。
父は86歳になりましたが
私が困った時にはいつも飛んできてくれる父は昔のままでした。

車を残してジャブジャブと父と実家まで歩いて帰りました。
雨も止み、3時間ほどで水が徐々に引きはじめたときの写真です。



父は私からの電話を受けたとき
私を負ぶって(病気を思ってか?)帰るつもりだった。と言っていました。
私は笑ってしまいましたが、父の気持ちがうれしかったです。
いつまでたっても父には頭が上がりません。
感謝です

もちろん、お隣のご主人にもお礼申し上げます。