ほっとかれママ ☆ Ready, steady, smile !

仕事人間の主人にも 大事に育てた息子たちにもほっとかれ。。。それでもめげない元気ママがある日突然、白血病に。

経験のない○○

2013-08-09 | 病気
最近、気象庁から「経験のない大雨」警報よく出るようになりました。
「経験のない○○」ってどんなものでしょう?

私は移植直後の症状として「経験したことのない吐き気と下痢」と表したことがあります。
吐き気は吐き気止めを注射されただけでも来るし
食事は摂れないのでおなかの中は空っぽのはずなのに
ベッドに起き上がるだけでオエッ、オエッの繰り返し。胃の筋肉が引きつったりもしました。
下痢の方は、点滴が超特急、ノンストップで体を通り抜けて行くような速さでした。

そして、今回また「経験したことのない痛み」を経験しました。
大腸ファイバーです

気になる症状があったので、受けたのですが
この痛み、只者ではありませんでした。

先生は「痛かったら言ってください。」と言われたので
「痛い!痛い!」と訴えているのに
何かそこに原因があるのかと思われたのか、ますますそこをグリグリかき回します。
腸にガスをパンパンに入れてくるので、そこにカメラが当たればおなかが破裂しそうな痛みです。
脂汗はたらたら。。。両手がバイブレーションのように痙攣してきました。
痛みで体に力が入るのは当然なのに
「そんなに痛いのはあどさんの呼吸の仕方が悪いからだよ。」って。。。

30分ほどして「後どれ位ですか」とたずねると「う~ん、三分の二位まできたかなあ~」
私は経験者からだいたい、20分位で終わると聞いていたのに、丸1時間かかりました
今までに経験したことのない痛みは「お産の痛み」でしたが、完全に逆転しました

私に何があったのか?
どうして私はあんなに苦しんだのか?
先生に聞くと、「個人差があるから」とそっけない返事
見つかったのは1センチ弱の大腸ポリープ1個でした。

「この病院では5ミリ以上のものは切除することを勧めています。手術日が混んでますから、最短で。。。」
第一声がそれでした

どこにできているのか、どうやって取るのか、あの痛みと苦しみをまた繰り返すのか。
取った後の定期検査はどうするのか。

先生にとってはポリープの切除なんて年に何十回、何百回と行う簡単な手術かもしれないけれど
患者にとっては、何もかも初めてのことばかり。ましてやこんなに苦しんだのだから。。。

説明もないまま手術日を決めようとする先生は何かが違うと思い
何も決めずに帰ってきました。          後半へつづく。。。





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