1986年(昭和61年)12月、カシオ計算機が消費者向けの電子スチルカメラを翌年(1987年)6月から売り出すと発表。この頃はデジタルカメラでなく、電子スチルカメラと呼んでいたようです。約10万円で普及を狙う・・とあります。専用磁気ディスク(2インチ)に記録し、カメラと家庭用テレビを接続して画像を見る。別売りのプリンター(約20万円の予定)を使えば写真のように保存できる。
カメラは960グラム。焦点は1m以上の固定式。磁気ディスクは1枚千円程度で、50枚記録でき、何度でも使用できる。電子スチルカメラは、昭和56年(1981年)にソニーが「マビカ」を開発したが一般化していない。 今、考えると現在のデジタルカメラ及びスマホのカメラの性能と金額が安くなったのに驚きます。技術の進歩がすごいです。
この1986年12月は、ビートたけしが「フライデー」に暴力し逮捕、テレホンカードが人気、佐渡の版画家・髙橋信一が死去、カネボー1987年用水着ショーに「ハイレッグ」登場。