新潟県には瀬織津姫(せおりつひめ)を祀っている神社が11あります(HP調べ)。瀬織津姫は、瀧の神・河の神でもあります。新潟市秋葉区にある佐久那殿神社は、社殿を持たず、滝や周囲が「神社」を構成していると思われます。
この白玉の滝は、佐久那殿神社の中にあり「雄滝」と呼ばれています。1枚目の滝は入り口にあり「雌滝」と呼ばれているようです。滝の形状から想像してください。雄滝の高さは15m。雌滝の高さは7m。 ここは、順徳天皇の時代(1210~1221年)、山伏の修行の地でもありました。
この滝は秋葉区にある「中野邸美術館」「石油の世界館」のすぐ近くにあります。道は、大通りから入ると車1台がやっと通行できる狭い道を通って行きます。滝の近くには駐車場とトイレが整備されています。 3度行きましたが、いつも若いカップルに会います。ここはパワースポットだけでなく、デートスポットでもあるようです。
下の写真。左側は上の図面の右側から撮影(五泉市方向から撮影)。右側の写真は左写真の中央部分を拡大。「白玉の滝」の看板が建っています。ここから左に曲がって約900m先です。
社殿が無いと書きましたが、比較的新しい祠が白玉の滝の近くにあります。祠の入り口扉の上には、龍の彫り物があります。ちょっと雰囲気のある場所です。関心のあり方は、参拝してください。
令和3年(2021年)1月15日の日潟日報の記事から 山伏の修行の場だったとされる新潟市秋葉区にある白玉の滝で1月14日、恒例の滝打たれが行われた。これは阿賀野市の市民グループ「健魂」が2004年から毎年行っており、今年の参加者は男女23名。白装束に身を包み34歳~63歳の男女が気合を入れ、雪道を通って滝つぼに入った。午前10時の気温は1度。水温は3度。今冬の大雪の後に雨が降ったため、15mの落差がある滝の水量は例年より多かった。1分間の滝打たれでは、寒さで体を赤くしながら両手を突き合わせ、文言を唱えて心を清めたそうです。※令和4年は22名が参加。新型コロナウイルスの感染予防で4人ごとに時間を区切って挑戦。
雑誌「ムー」2021年6月号に瀬織津姫の興味深い特集が載っています(15ページ)
アマテラス 伊勢内宮・荒祭宮 アニメ映画「君の名は。」にも瀬織津姫の関係が・・・
白玉の滝に近い秋葉区朝日にある(有)涌井商店さんが左写真のような酒を販売しています。
吟醸酒で720ml 贈答用ケース入りで2,005円。酒は、上越酒造(株)さんが製造しています。インターネットでも買えます。美味です。「白玉の滝」ファンが多いのですね。