エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

一番破滅的で自滅的な源であると同時に、最も崇高な源

2014-11-04 14:03:20 | アイデンティティの根源

 

 神様を見る眼差し=神様の眼差し。お互い様。

 p361の21行目途中から。

 

 

 

 

 

次に、ヘーゲルは、別の面で同様な全体に及ぶ約束にも、ある程度の注意を促しているようにも思われます。その約束とは「人が神様のことを知るのは、神様が人の中にご自分を知る範囲でだけだ」ということです。今まで見てきたように、人間の無意識こそが、一番破滅的で、一番自滅的な衝動の源であると、人間は理解しなくちゃぁならない、ということを最終的にフロイトは決意したのでした。アインシュタインもまた、フロイトと同じように、間もなく発見したのは、その無意識こそが、最も尊い、科学技術的独創性と繋がっているものでもある、ということです。

 

 

 

 

 

 無意識は、「パンドラの箱」であると同時に、「宝島」。

 無意識は、「たんツボ」であると同時に、「清き泉」。

 無意識は、「ごみダメ」であると同時に、「宝石箱」。

 選ぶのは、あなた!

 

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