ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』は、Amazonでも売れているらしい。
自分が感じている気持ちに、名前を付けることには、不思議な力があるらしい。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.234の、ブランク後の、第4パラグラフから。
もしもあなたが、幼い頃にオジサンが性的ないたずらをあなたにしたと言う事実から、あなたが目を逸らしていたら、あなたは、雷が落ちる中にいる動物みたいに、脆くも引き金に反応するままでしょ。つまり、「危険」を知らせるいくつかのホルモンに全身で反応することになります。言葉と前後関係がなかったら、気付きは限られたものになりますよ。「怖い」。でもね、自分で自分をコントロールしたいと決心したって、自分のトラウマをかすかに思い出させるものが誰であれ、何であれ、避けようとしがちです。自分の気持ちを抑え込んで、ピリピリと緊張する、抑制タイプと、状況に反応して、癇癪を起す、脱抑制タイプの間を行ったり来たりすることになります。いずれにしろ。自分がなぜそうなのかは分かりません。
トラウマを恐れていたら、いつまでも受け身の人生です。自分の気持ちを抑えていることも知らずに、表情もさえない抑制タイプの愛着障害か、あるいは、自分の気持ちを抑えられないとも知らずに、感情を爆発させがちな脱抑制タイプの愛着障害の間を行ったり来たりすることになります。
トラウマを抱えている自分に向き合うこと、内省することが、何よりも大事です。
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