今の日本の、偶像崇拝は、信念を失って不安になってること、モノ以上の目的を失くしちゃうことに出てる人を大事にしていることの証拠は、関係の深さと、関わるものがイキイキしてしなやかになること。 p96の第2パラグラフ。 &...
本物のセラピストは、因果関係や数量よりも、「人間って、何者?」に応え得るだけの人生哲学が大事ですね。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p103の、下から10行目途中から。
とにかく、明らかなのは、人間関係を心理的に見る視点から見たら見えてくる、心の深みにある向き・指針は、発達上の見通しばかりか、歴史上の見通しと重なってくるのも当然だ、ということです。あるいは、明らかなのは、臨床場面を観察をしていくと、様々な年齢の、世界中の様々な国や地域の、クライアントを治療する時に、このような気付きが与えられて、科学技術や歴史的条件が変化しても変わらない、根源的な人間力と、芯になりやすい、心の乱れを、ハッキリ示すことに役立つ、ということです。このようにして、臨床心理の仕事は、歴史を変革していこう、「人類皆兄弟」という意識に皆がなるようにしていこう、という、皆の心にある鼓動をいろんな形で慮るようにしてくれるものです。
不思議ですね。昨日、NHKの「100分de平和論」で、高橋源一郎さんが紹介していた、ボルテール『寛容論』のことば
「…神であるあなた…、すべて人は兄弟であるのを、みんなが思い出さんことを」
とエリクソンが教えている、セラピーの目的が、完全に一致しているのですから。
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