ジャスティンも、ケダモノ以下の扱いを受けていたわけですね。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.126の第2パラグラフの9行目途中。
ジャスティンは、重度の肺炎の治療を受けていたわけですね。しかし、ジャスティンは、すべての治療に抵抗し、人の気持ちを掻き毟る程まで、押え付けられなけらばなりませんでした。ジャスティンは、点滴という点敵を引き裂き、スタッフに喚き散らし、自分の給食を投げつけました。この病院で精神病棟に一番近いのは、小児集中治療室(PCIU)でしたから(患者に対して職員の配置は、とても高かった)、ジャスティンは、部屋を移されました。そこには、急ごしらえの小屋がありました。いったんその小屋に入れられるや、その少年は、糞尿や手の届く物なら何でもは投げたのです。それが、当時は精神病棟と呼ばれていた時代です。
ひどいもんですね。精神病院が家畜小屋と同じなんですからね。精神病の人が、いかにケダモノ以下の扱いを受けていたか、改めて分かる所でしょう。医療が虐待をしていたわけですね。
でも、これは昔話ではありません。
いま、発達トラウマ障害≒愛着障害の子ども達は、学校でも、児童施設でも、ルールや日課を強制されるような関わりが主流です。これは、繰り返しですが、アメリカ精神医学界、および、アメリカ子ども虐待専門家協会が禁忌、やってはならないことしている、強制的な関わりなんですね。いまニッポンにいる発達トラウマ障害≒愛着障害の子ども達は、税金を使って、虐待されている、と言えるのが現実です。
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