コミュニケーション 再び丸山眞男教授の第6夜は、週末まで延期することといたします。その際には、「歴史意識の古層」を取り上げる予定です。これも、私の感触では、非常に心理学的だと考えています。この......
発達トラウマ障害(DTD)の子ども。公衆衛生上でも、社会福祉の上でも、学校教育の上でも、最大の問題だ、と考えますが、ニッポンでは、まだ、発達トラウマ障害(DTD)の存在すら認識されていないのが、悲しき現状です。ウソとゴマカシだらけの個人と、その寄せ集めの腐った組織に限って、勘違いをしている教員、保育士、施設職員、医者や看護師などが多くて、困ったこと ですね。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.351の第2パラグラフの4行目途中から。
人は、自分の行動をコントロールできるようになりますし、変えていくようになります。ただし、それは、新しい解決法を試せると思えるほど、安全と安心を感じて初めてできることでしょ。体は、トラウマを受けた時の真実を覚えているものですね。もしも、トラウマが、胸が締め付けわれるほどの悲しみや、お腹が痛くなるほどの苦しみに隠れているとすれば、私どもが最初にすべきことは、人が、「戦うか逃げるか」という危機的状況から脱出するのを手助けすることですし、その人が危険を感じることを、そんなに心配しなくても良いものと感じられるように支援することですし、また、対人関係をコントロールできるようにお手伝いすることでしょう。トラウマを負わされた子どもに関する限り、削ってはならない学校の時間割は、コーラス、体育、休み時間、陽気で楽しい関わりができる運動、遊びなどです。
今のニッポンの学校で、最初にすることと言ったら、コーラス、体育、休み時間、陽気で楽しい関わりができる運動、遊びなどを削ることです。心理面接をするとしても、国語や算数の時間ではなくて、音楽や体育、休み時間です。ヴァン・デ・コーク教授が言ってることと真逆を学校はやっている訳ですね。
学校というところが、いかに、発達トラウマ障害(DTD)のことや、陽気で楽しい、の価値を知らないかを示していますね。
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