発達トラウマ障害(DTD)の子どもは、お互い様を学べたらいいですね。そのためには、関わる大人がやり取りを相当意識することが必要です。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.343の、第52パラグラフから。
ポールが分かったのは、養子に出された青年は、生まれながらの役者だ、ということでした。悲劇的な人物を演じる時、感情表現をしなくちゃいけませんし、深みと悲しみと苦しみからくるリアリティーを創り出さなくっちゃいけません。養子に出された若者たち? 養子に出された若者たちが知っているのは、それだけです。彼らにとって、生と死は日常です。時間の経過とともに、協力のお陰て、子ども達は他の人の人生を演じる中で重要な人物になることが出来ました。最初のリハーサルによって、根源的な合意ができました。応える責任、説明する責任、人を敬う責任は全うする、しかし、感情表現をしても、グループの中でセックスはご法度というのが、その合意の中身です。青年たちは歌い始め、動き始めていって、青年たちは響き合う感じになります。
演劇の中で、何時もないがしろにされてきた発達トラウマ障害(DTD)の青年たちが、いつもの生活のシーンの中で重要な役割を果たしていく。すると、青年たちは変わって行くのでしょうか? 変わり映えしないのでしょうか?
応える責任、説明する責任、人を敬う責任は全うする時に、生まれながらの役者でである、発達トラウマ障害(DTD)の青年たちがどうなるのか、おのずと分かりますね。
学校の教員たち 政治屋、企業経営者らにも、応える責任、説明する責任、人を敬う責任は全うすることに合意した発達トラウマ障害(DTD)の子ども達に、学んで貰いたいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます