#遊びの魔法 #遊びの人品力 #希望を共に見る大人になりましょう発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com 但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『大切にされなかったら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
6章。「身体を失くすと,本当の自分も失くすよ」,p.102の,第2パラグラフから。その前も一緒に。
生きている実感を失う病
自分が生きている実感を忘れる梯子を(訳注:アレキサイミア 失感情語症から)もう一段下ったのが,生きている実感を失う離人症です。これは,自分が生きている実感を失う病です。ウテの脳画像は,第4章でみたように,空っぽで,生きている実感を失う病をはっきり示していましたね。生きている実感をなくす病いは,トラウマを負わされた体験をしている間では,よくあることです。むかし,自宅近くの公園で,夜,襲われて,意識がもうろうとして,雪の上に倒れ,手に小さな傷を負って,ナイフを手にした10代の若者3人に取り囲まれていたことがありました。手の小さな刺し傷の痛みも忘れて,少しも恐れずに,私は,空っぽの財布は返してくれ,と落ち着いて交渉していましたっけ。
私がPTSDにならなかったのは,他の人たちを相手に,非常に詳しく研究してきた,1つの経験に強い関心があったおかげであり,警察に見せるために,私を襲った連中に絵を描かせることができる,と思ったからでもあります。もちろく,連中は1人もつかまりませんでしたけど,仕返しをしてやる,と空想したおかげで,私は生きがい感を満足できたんです。
イメージの力ですね。
仕返しを空想したおかげで,生きがい感を満足できた,とヴァン・デ・コーク教授は言いましたが,生きがい感を満足できれば,PTSDにも,ならないんでしょうね。
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