毎日が発見の連続。毎日が感謝の連続。マハトマ、といえば、ガンディですよね。でもね、まど・みちおさんの詩を読んでいると、この人こそ、「マハトマ」=大いなる魂、の名に値する人だと確信します。小さな世...
やっぱり、ブルース・ペリー教授の『犬…』は、好評ですね。さらに、も一つオマケです。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog より、ちょっと先に進んで、p.238-9。
学校も変わらなくっちゃね。私どもの教育システムは、強迫的に知力の発達だけに集中してますから、子ども等の気持ちや身体のニーズはほとんど無視してんですね。ほんの20年前までは、小学校は、給食の時間も休み時間も、大事にしてましたし、体育のクラスが週何日もありましたでしょ。宿題は毎晩1時間かかることは稀で、子ども等も宿題の〆切はわかっているものだし、自分で締切を守れる、と思われていましたよね。親が参加するような行事は年に数えるほどしかありませんでしたよね。
こういったことは全て、子ども等の身体を大事にすればこそ、のことでしたね。とくに、女の子達に比べて、発達がゆっくりな男の子達には、大事なことでした。…私の同僚のマイアさんの9才の甥は、時間割がとっても忙しくて、友達と仲良くなる自由な時間があんまりありませんでした。休み時間が全然なかったんですからね。これって、狂ってますね。子どもが、隣の子と同じくらいに「豊かな」環境を持てるように突っ走っている間に、私どもはいつの間にか、子どもの心を貧しく不毛なものにしてしまってたんですね。どの子の脳も、言葉や授業や行事だけでは満たされませんよ。子どもの脳も、大事にされたり、友達と仲良くなったり、遊んだりボウッとしたりする自由時間が必要です。このことさえ分かれず、学校がいろんな圧力を子どもに掛けたりすることに反対し、学校をもう一度、感性を大事にする方向に戻そうとする親が、もっと増えますよね。
日本だけじゃなくて、アメリカもそうだったんですね。知育中心ですと、発達トラウマのある子どもには、役立たないばかりか、有害なことが多いですよね。
ニッポンの学校も、感性を大事にする方向に、無着成恭さんが『やまびこ学校』で活躍していた頃みたいに、自由主義的な教育に、戻していかなくっちゃね。
でもそれだけじゃぁ、足りませんね。一斉授業はすぐにでも止めにして、個別教育、子ども同士が教え合う教育、オランダみたいな教育に変えないとね。
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