#死臭も感じない #座間市バラバラ殺人事件の容疑者 #発達トラウマ障害の容疑者 #ホットケナイ#ペッソ・ボイデン体感療法 は #虎穴に入らざれば虎子を得ず 発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com 但し,全......
「発達トラウマ障害 Enpedia」 をご参照ください。
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『大切にされなかったら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』 は,翻訳が終わりましたが,印象的な言葉を適宜拾ってみようと思います。
June 06 ,2019,横浜の心理臨床学会で,Perezさんのお話を聴いた関係です。 p.219の,最後から5行目から。今朝は,p.220の,第3パラグラフから。
体感療法の治療では,今まで起きたことを物語ることは後回しにして,まず体感を探って,過去のトラウマが身体に刻み付けた傷の場所と形を見つけることを優先します。トラウマそのものに深く入り込む前に,患者さんたちは,トラウマの時に圧倒された様々な体感と様々な気持ちに安心して繋がれる道を育てる,自分の内側にある,手応えのある体感を創造する手助けをしてもらえます。ピーター・レヴィンは,このやり方を「振り子」といいます。患者さんたちは,様々な体感と様々なトラウマ記憶に,心から優しく,出たり入ったりするんです。このようにして,患者さんたちは,「我慢できる窓」を次第に広げることをて助けしてもらえます。
患者さんたちは,トラウマのために生じる様々な体感を意識することに,一回耐えられれば,強烈な心の震えがあることが分かるんです。打っ叩きたい気持ち,押しのけたい気持ち,走り出したい気持ち。それは,トラウマを体験している間に,生き延びるために,押し殺した気持ちです。こういった心の震えが示すのは,すぐには気付かない微かな身体の動きです。例えば,身を捩ったり,クルクル回ったり,後ずさりしたり。すぐには意識できない微かな身体の動きを,ハッキリと増やして,とても良い物差しとする生き方を実験することは,トラウマのために,未完の行為となっていた「身体を動かしたい気持ち」を,成し遂げて,できた,と言える治療過程のはじめです。体感を大事にするセラピストは,患者さんを手助けして,患者さんが,自分の感じるままに動いても大丈夫かどうかの実験をしてもらって,今ここで生きている実感を感じられるようにします。上手くいく関わりができる,陽気で楽しい歓びを実感したおかげで,生きている実感を生きる習慣ができますし,自分を自分で上手に庇ったり守もったりできる習慣もできます。
1893年,最初にトラウマを探求した人である,ピエール・ジュネの著作に戻りますと,「自分から始めた関わりを最後までやり切る歓び」について,触れていますし,私はいつでも,この「自分から始めた関わりを最後までやり切る歓び」をいつもこの目で確かめています。それは,私が体感療法をしたり,腑に落ちる体験をしたりする場合です。患者さんたちが,戦ったり,逃げ出したりしたいと感じたことを,身体で態度で示すとき,自由になり,笑顔になり,出来た,って感じです。
雨上がりの虹。
約束の笑顔です。
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