#ペッソ・ボイデン体感療法 は #虎穴に入らざれば虎子を得ず発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com 但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間7......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
6章。「身体を失くすと,本当の自分も失くすよ」,p.94,第2パラグラフ,5行目途中から。昨日の部分も一緒に。
前頭前野の活動が働かないのは,トラウマを負わされた多くの人が,目的意識がなく,方向感覚もないことと符合します。私がいつも驚かされてきたのは,私の患者さんたちが当たり前のことを私に訊いて,アドバイスしてください,と言ってくるのに,そのアドバイスに従えないからです。今では分かっていることですが,トラウマを負わされた人たちは,腑に落ちて分かる関係を失ってしまっているんです。どうすれば,生きている実感や自意識を司る脳が働かない発達トラウマ障害の人たちは,様々な決心をすることや,計画したことを実際にやってみることができるんでしょうか? 発達トラウマ障害の人たちは,自分が何を望んているのかも分からない,と言うのに。もっと正確に言うと,発達トラウマ障害の人たちは,様々な感情の元になる,身体が感じた事が何を語ろうとしているのかも,分からない,というのに。
痛い,熱い,痺れる…などと身体が感じれば,怖い,悲しい,ビックリ,辛い…などの気持ちが湧いてきて,その気持ちも自覚できます。でも,身体が感じたことと様々な気持ちを繋ぐ脳が働いていないのであれば,どんな気持ちも,どんな感覚も湧いてきません。座間の事件の「容疑者」も,発達トラウマ障害であることがわかりますでしょ
座間市バラバラ殺人事件があったとき,あるバラエティ番組の司会者が,死体と同居して,「臭くなかったのかしら」,「気持ち悪くなかったのかな」という素朴な印象を話していたことを思い出しました。 でも,身体が感じたことを様々な気持ちにつなぐ部分の脳が働いていないのであれば,死臭が嫌な匂いだ,とも感じませんでしょ。
発達トラウマ障害の人たちをホッテオイテはいけませんね。
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