エリクソンの叡智の言葉の流れから,今宵の聖書の言葉は,καινὸν ἂνθρωπον カイノン・アンソロ―ポン「新しい人」,対角の形です。
もう一度「エフェソ人への手紙」から引用しますね。
「14彼こそわれらの平和です。彼はふたつをひとつにし、お体によって敵意という隔ての垣をおこわしでした。15彼は規則や条例の律法を廃止し、ふたりを彼にあるひとりの新しい人へと創造して平和をつくり、16十字架によってふたりを神に対してひとつ体に和解させて敵意をお殺しでした。」
新しい人は,世の中に対する今までにない見方をしますから,円満と言うよりも,反発を買う方が多いですよね。特に同調圧力が猛烈に強いニッポンの集団では,反発や怒りを買う方が普通です。それでも,人間らしい温もりとハッキリとした解かりやすさがある光が,新しい人にはありますから,時間がかかっても,1人ずつ,少しずつ,徐々に,その新しさが広がって生きます。
反発の下になっていた敵意,壁が壊され,溶かされていくからです。
壁を作るトランプは,逆向きです。
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