エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

人の心は、何製?

2016-03-02 04:19:54 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
発達も神の秩序? 人間は全知全能?
  人間は自由をいただいて、それを神のご計画に参与する機会とすることができます。大事に視点ですね。 Young Man Luther 『青年ルター』のp185...
 

 

 

 ≪本当の自分≫は、「物語」から生まれるものなのでしょう。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.238の、第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 もう1つの、その時その時の自分に気付くことは、まずは、身体が感じることに基づいています。しかし、安全・安心を感じて、急かされた感じもなければ、その気付きの経験を人とやり取りする言葉を見つけることもできますよね。こういった2つの自分の見つけ方は、脳の別々の場に位置付けられていて、ほとんど互いに結びついてはいないんですね。自分に気付くやり方、それも前頭葉に根差したやり方だけが、感情脳に変化をもたらすことが出来ます。

 

 

 

 

 なぜ、自分に気付くと、感情脳に変化が起きるのでしょうか?

 人の心は、見通し、話し言葉、出来事の結びつき、組合せから出来ているからです。ですから、人の心は≪見通し・話し言葉・出来事の結びつき製≫です。

 この結びつきが強いほど、悦び、信頼、希望、遊び、光が生まれます

 逆に、この結びつきが弱くて、バラバラなほど、激しい怒り、不信、押し付け、堅苦しさ、闇が生じます

 

 

 あなたの心はどうなってますか?

 

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