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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: お祈りは、心を込めて対話すること

2016-10-07 02:57:36 | 間奏曲

 

 

 
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   単独之幸福 改訂版  今日の「こころの時代 宗教・人生」で、鈴木範久先生のインタヴューが放映されました。良かったですね。インタヴゥアーをしてたディ......
 


 今朝も、ヘンリー・ナウェンの『魂の向き』Spiritual Direction を味わいます。p.62から。

 

 

 

 

 

 ですからね、お祈りは、内省ではありません。お祈りは、内側を見るのではなくて、外側を見ることです。内省してたら、迷宮に絡め採られてしまいますよ。自分の考えを分析して、自分の思いを分析して、自分の心の動きを分析して、そしたら、身がすくむみたいに心配になり、自分だけしか見えなくなり、絶望するだけ…。お祈りは、外を向いて、尽きることのない対話へと招いてくれる方に、心を込めて向き合うことです

 

 

 

 

 

 ここは微妙な感じのところですね。introspectionを一応、「内省」と訳しましたけれども、私が考えている内省と、ナウェンさんがいうintrospectionとは、ちょっと違う感じです。なぜなら、私が内省と言う時も、ここでナウェンさんが言う、対話に導かれるからなんですね。

 ですから、introspectionは「内省」ではなくて、「クヨクヨ反省する」感じに近いのかもしれませんね。

 

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