エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#ニューヨーク #最強の人生の台本 #危機の中で信頼して人生を生きる叡智の塊 #毎日の生活を礼拝にする人生の習慣

2017-12-30 04:34:50 | エリクソンの発達臨床心理

 
いつでも大事なのはね・・・
    本物の続き セラピストの絶対条件?   自分が自分らしく生きるのは、≪やり取り≫の中で相手がその人らしく生きられる時だけ  エリクソンによれば、......
 

 

 

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 今宵は, Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』   P.167,タイトルの後から。

 ここも,相当控えめの翻訳です。

 今宵は,本物のニューヨークのお話です。

 

 

 

 

 

 世の中に対する新しい見方が生まれている今,思うままに相手に自由を与える,神様が与えてくださる最強の大人版の人生の台本が本当にあるんだ,と心底認めようとしてまいりました。この神与の台本は,陽気で楽しい想像力を育てる中で(訳注:この『おもちゃと賢慮』の中で)見てきました。私どもがもう一つお伝えしてきたのは,この陽気で楽しい想像力は,心が2つに分裂して病んでいない1つの全体像である全うな大人にひとりびとりが生涯を通じて発達する時に,繰り返し危機に出会っても,繰り返し信頼して人生を生き始めるためにも,日常生活を礼拝にするためにも,役立つ(訳注:神様の全知全能の力が完全に働く全体像・神の国)の中に置かれていますよ,ということです。このように日常生活を礼拝にすると,ひとりびとり全体像である人間は,陽気で楽しく,しかも,不動明王みたいに不動の心の習慣の中に育っていけるものです。

 

 

 

 

 

 

 このように,陽気で楽しい,playful こそが,神の国,全体像の要であり,スピリットが最高に輝く人生の要でもあり,しかも,子どもが最高に肯定されるがゆえに,最も歓迎する根源的な心の習慣であると同時に人生の習慣であることが,明確に示されています。

 陽気で楽しいは,すべてを繋ぐ,古くて,いつでも新しい横木 new yokeです。

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