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本物の続き セラピストの絶対条件?自分が自分らしく生きるのは、≪やり取り≫の中で相手がその人らしく生きられる時だけ エリクソンによれば、男と女は身体が違うから、この世の中での体験......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.152、第2パラグラフから。
アンソニーが子ども養育センターからトラウマ・センターにリファーされたのは、まだ、2歳半の時でした。養育センターの職員では、アンソニーがいつも噛みついたり、 突いたりするのを止められなかったし、お昼寝をしようとしなかったり、なかなか泣き止まなかったり、ロッキングしたりするのも、止められなかったからです。アンソニーは、養育センターの職員とは誰と一緒でも、安心できなかったから、しょげ返って、いじけていたかと思えば、怒り狂って反抗する間を行ったり来たりの繰り返し。
あるタイプの発達トラウマ障害(DTD)の子どもを、見事に示してくれています。アンソニーが示すような、厄介な行動を押さえこもうとする関わりでは、決してアンソニーの様な子どもとの関係は良くなりません。養育センターの職員らは、厄介な行動を止めされようと、あれこれとやったんでしょう。
気持ちが分からないからです。本物の課題に気付かないからです。
いつでも大事なのはね、「正しいこと」を押し付けるのではなくて、相手の心に寄り添うことです。
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