インターメッツォ : 自信と望み武満徹さんの 宝物のようなうた 神の前で、神なしで生きる 人の心は、バイセクシャル。面白いですね。人の心って、実に深くて、不思議に満ちて........
安倍・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちの狂気が,一つのクライマックスを迎えようとしています。こんなバカが行われてしまう背景は,今の日本に,「そうしたい」と思えるようなヴィジョンがないからです。
そのヴィジョンを,今宵はお示ししたいと考えました。
ヴァン・デ・コーク教授や,アメリカ小児科学会の元会長 ロバート・ブロック博士の言葉を参考にすれば ,「発達トラウマ障害(DTD),幼いころのむごい体験(ACE)は,今日私たちの国が直面している 取り組まれていない 公衆衛生最大の脅威であると同時に,子育て支援,医療,教育,福祉の上でも,最大の脅威です」と,私はハッキリと申し上げたいと思います。
現状は,発達トラウマ障害は,ADHDや自閉症など発達障害と誤診され,学校でも,児童施設でも,アメリカ精神医学会が,それはやってはならないとする禁忌,正しいことを押し付ける関わりをして,虐待しているのが現実です。ですから,発達トラウマ障害の子どもは,小学校の時よりも中学生なると重度化してしまいますし,中学校の時よりも高校に行くと,さらに重度化してしまいます。発達トラウマ障害の子どもは,家でも,学校でも,病院でも,児童施設でも,理解されないまま,ホッタラカシで,虐待されいるからです。ひどい話ですね。でも,これは「お話」ではなく,毎日の現実です。
まず最初にしなくてはならないのは,保育所,保健所,児童相談所,病院,児童施設,市町村役場,小中学校など,発達トラウマ障害に直接かかわる人たちに,オン・ザ・ジョブ・トレーニングで,発達トラウマ障害の子どものことを,知らせることです。そうすると,子どもの様々な課題が,バラバラだと思っていたところが,コンステレートしてきて,まとまって,統一的に理解することができます。
それから,同時に,オン・ザ・ジョブ・トレーニングで,発達トラウマ障害の子どもの関わり方を知らせることです。これは,陽気で楽しい関わりを基本として,サイコセラピー・ボディーワーク・薬物療法の三大療法について,その大枠をつかむことです。
その次に,あるいは,それと並行して大事なのは,上記の社会的資源を,一つのチームにまとめて,ケア・マネージメントすることです。定期的にミィーティングを持つと同時に,ことあるごとに,そのチームのメンバーが連絡を取り合って,話し合いをもってケースに対応する,柔軟性も問われます。
そして,次が,そのような,発達トラウマ障害の子ども支援チームのモデルを日本中に広げることです。将来的には,ヴァン・デ・コーク教授がアメリカで実現しているみたいに,その全国ネットワークを繋ぐ国立子どもトラウマ・ネットワーク・サービスを実現して,実践的な支援法を,必要なところにデリヴァリーできるシステムも作りたいと考えます。
また,予防が何よりも大事ですから,労働政策を一番大事にして,8時間・週40時間労働の徹底,労働基準法を順守する政策を実現し,子育て休暇を有給で500日くらい実現することでしょう。
このくらいすれば,発達トラウマ障害の子どもも激減しますし,たとえ発達トラウマ障害になっても,的確な支援ができるのです。
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