エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

聖書の言葉:聖書の共働学舎

2017-04-30 04:15:43 | 聖書の言葉から

 

 

 

 
小学生よりも、高校生は重症
   子育てには本能的な知恵がある  「良い行い」は、姿勢や動きの正しさから生まれます。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り......
 

 共働学舎は,自由学園で英語を教えていた宮島眞一郎先生とそのご家族が,知的障害のある人たちと,信州や北海道などで,農業・牧畜をベースに,共同生活をしてきた共同体です。今も,息子さんたちが宮島眞一郎先生の志を継いでおられます(http://www.kyodogakusya.or.jp/shintoku/)。

 昨日の,イナイ・イナイ・バーと同様,「共働学舎」は,ホームページはあっても,「聖書には載ってないでしょ」,と真面目な人ほど,目くじらを立てがちかもしれませんね。でも,神様のお名前私はあるエヒエー,ヤーウェが,「共に居る」だけではなく,「共に働く」という意味だそうですよ。本田哲郎神父様が教えてくれています。

 今のニッポンでは,お母さんが低賃金・長時間労働のために,赤ちゃんと「共に居る」ことが極端に不足する,「病んで不毛な社会(impoverished society)」になっていますね。お母さんが精いっぱいやってる場合でさえ,子どもにとっては,物足りない,不安と不満が多いに残るのですから,「病んで不毛な社会(impoverished society)」なんです。

 お母さんが赤ちゃんと「共に居る」ことができませんから,「共に働く」こともできません。「共に働く」ことの初めが「共に見る」なのでしょう。「共に見る」良心=心が育ちません。いま,ニッポンで,発達トラウマ障害(DTD)がパンデミックになっているのは,多くの,少なくとも半分の子ども達が,一見「普通」に見えても,良心=心が育っていない発達トラウマ障害(DTD)になっているのは,「病んで不毛な社会(impoverished society)」のために,お母さんが赤ちゃんと「共に居る」ことが出来ないからです。

 逆に申し上げれば,時期的には遅れてしまいますが,発達トラウマ障害(DTD)の子どもに,大人にも,どなたかが,「共に居る」,「共に働く」,「共に見る」ことに徹すれば,回復していく,いうことです。発達トラウマ障害(DTD)の子どもにも,聖書が教えてくださる「共働学舎」が一人必要です

 

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