エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#子どもが自由対等友愛の主人公 #体得底の偉大

2020-03-29 10:01:17 | エリクソンの発達臨床心理
 
#キリスト者の生き方 #目覚めた生き方 #人類皆兄弟を自覚的に目指して生きる

 #一心同体になるように賢く思いやりに満ちて互恵的に時間を使う時空 が  #一番大事 #鑪氏西平氏のピンボケ 現世考: 国会小話    発達トラウマを抱えた愛着......
 

「発達トラウマ障害 Enpedia」  

をご参照ください。

   今日は, Afterthoughts. 1985 「補足 1985」 から。Childhood and  Society の3番目の,最後の序文です。おそらく,エリクソンの出版した最後の論述になると思います。

 p.8の第3パラグラフから。

 今朝は,その4行目から。

 

 

 臨床で人間をよく観察する日々を記す中で,初めて偉大な体験に戻ることができたんです。それは,心優しい友達や先生のおかげで,ウィーンのフロイト派の「先達」の中で,近年発見された,子どもの頃の体験の普遍性について,体得底で学ぶ学びこそ偉大な体験だ,というところに戻ります。それは,特別学校で私どもが観察する時にも,子どもの頃の体験にも普遍性があることを体得する学びは偉大な体験ですし,心の病で苦しむ大人の思い出と成育歴から,再起する時の,子どもの頃の体験にも普遍性があることを体得する学びは偉大な体験ですし,…。

  

 

 子どもの頃の体験には,普遍性があります。

 それを、単に知的に分かるのではなくて,腑に落ちて体得底で学ぶことが偉大な体験なんです。それが、あまり顧みられることがない大切な真実なんです。日本の大学院では,決して学ぶことが,夢のまた夢,の学びです

 私どもの使命は,子どもを自由対等友愛の主人公にすることなんです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #生きている意味 と #ピッ... | トップ | #自分を責める人生のハビット... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿