エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

聖書の言葉: 思い煩うな μή μεριμνατε

2017-01-27 04:42:08 | 聖書の言葉から

 

 

 
言うは易く行うは難し
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 今宵に聖書の言葉は、「思い煩うな」μή μεριμνατε メ・メリムナテ です。日常語だと、「心配しなさんな」「心配ご無用」…と言った感じ。新共同訳では「思い悩むな」となります。

 「思い悩む」、μεριμνάω、メリムナオー は、μερίζω、メリゾー、別々にする、分裂させる、と言う言葉と、μνεία、ムネイア、思い、の組み合わせですから、思いを分裂させるな「あっちは善いけど、こっちはダメ」たとか、「こっちは善いけど、あっちはダメ」だとか、「人類を上下2つに分けるウソ」じゃぁ、いけませんよ、ということでしょう。

 目の前の≪いま≫は、いつでも、どこででも、善いもの、善いこと、善い人が、どこかに隠されている、という訳です。

 ですから、思い煩う必要がありません。文字通り、心配ご無用です。

 あなたも、心配ご無用で生きてみたいと思いませんか?

 あなたも、大竹しのぶさんのように、何とかなる と思って生きてみませんか?

 

 

 

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