エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#毎日礼拝 #シャローム平和を創造する真新しい人

2019-10-04 04:42:45 | エリクソンの発達臨床心理
 
#創造の原理 は #聖書の神様の仕業  #最深欲求 #根源的信頼感  #私が生きている実感 と #スピリットの復活
 #人間ならではの陽気で楽しく関わろうとする傾向 #誠実な関係に自覚的なユダヤキリスト教的人間観  発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia 」 をご参照ください。


 Ontogeny of ritualization in man. 「毎日礼拝が人の中にキリスト(本当の自分,大我)を創造すること」。イギリスのThe Royal Societyが1966に出しています。

 p.339 第3パラグラフの8行目。

 

 

 

 私が毎日礼拝の様々な元(もと)を一覧表にしようとしていますけれども,毎日礼拝の最初の元として繰り返し思い出すものは,聖書の神様が「とても善い」と認めてくださることに,驚き感激する中で,内的な促しがある,ということです。つまり,驚き感激する中で,聖書の神様の内的な促しがありますと,バラバラに二分されて対立した敵同士が仲直りして一心同体になっているように見える,シャローム平和が,徹頭徹尾,輝くことになります。聖書の神様が「善し」として下さることに,驚き感激する中で,内的促しがあることが、互いに大切にし合うことになる訳は,「それぞれ固有の」響きとスピリットを持つ2人が,互いに対等でありたいし,しかも,一心同体になりたい,という(訳注:最深)欲求があるからです。私ども夫婦が,アーメン,なるほど本当だね,と繰り返し思い出してきたことは,毎日礼拝って,「キリスト(本当の自分,大我)」を生み出す母親だということだけではありません,毎日礼拝って,「響き合う仲間志向」だってことですから,毎日礼拝は,「2人はバラバラであっても,一心同体になれる」と実感する心の習慣と,「2人は違っていても、互いに大切にし合える」と実感する心の習慣とを,プレゼントしてくれます。毎日礼拝には,陽気で楽しい歓びがありますが,同時に,その陽気で楽しい歓びには決まった形ができます。細部を進めるうえでも,全体を進めるうえでも,歓びには決まった形ができます。毎日礼拝を毎日繰り返すことによって,「馴染みになり仲良くなる」のに,「善し」とされ,大切される(訳注:聖書の神様のいのちが一巡して,2人が一心同体になる)度に「驚き感激する」ことに決まっています。それに,動物行動学者らが教えてくれることは,動物界の毎日礼拝は,特に,一通りのシグナルには,「1つの意味しかない」,ということですが,人間の毎日礼拝は,対立する意味を克服して1つの意味を成す,というだけではなくて,ぶつかり合う2人の気持ちを乗り越えて,2人が1つの気持ちになるシャローム平和を創造する、ということではないかと思います。

 

 暗号解読は,実に愉快で楽しく,キリストの神秘,創造の神秘 に溢れています。

 毎日礼拝は,ぶつかり合う2人の気持ちを克服して,シャローム平和を作り出す真新しい人に2人が日々生まれ変わる礼拝です。

 

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