人は空を見上げることが必要です。自分を超えた存在に思いをはせて生きるためです。
『The Sense of Wonder 不思議を感じる心』から p66の5行目途中から。
あなたは風に耳を傾けることができます。風が森で壮大な音色を奏でても、あなたの家の庇で、あるいは、あなたのアパートの角で、コーラスを詠う時にも、風に耳を傾けることができますし、風に耳を傾ければ、自分の考えていることを自由に解き放つ不思議を体験できます。
風の音に耳を掛けていると、様々なことを想像できますもんね。波の音。松林の音。滝の音。日本人は茶室でそのような想像力を豊かに働かせていたそうです。でも風の音を聴けば、茶室に入る必要などない。風を感じて、永遠に思いをはせることができるからこそ、自分の考えを自由にできる不思議を体験できるのでしょう。
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