エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#子どもが歓ぶ関係

2023-12-29 10:37:08 | エリクソンの発達臨床心理

#大事な大局的な視点

 #付き添い人 #夢のお告げ #聖書の言葉 #単独者の恵み #ギフトの人生 #聖書の言葉 #単独者の恵み #感謝感激マハトマ・まど・みちおさんの言葉からい......

「発達トラウマ障害 Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、
MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。
としましたが、1日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。
それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。 
 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』
 p.69 第2パラグラフから。



 もちろん,「これこそ,私どもがしなくてはならないこと」と繰り返す中で,私が申し上げたいのは,この本を書きつつ,今ここで私がしなくてはならないことをしようとさえしておらない,ということです。なぜならば,教科書だけで,あるいは,今ある教科書を読んだだけで,「これこそ,私どもがしなくてはならないこと」は到底できない相談だからです。だからこそ,これから私が図表にしたいと願うのは,生涯を通して,陽気で楽しいスピリットを生きる唯一の習慣です。陽気で楽しいスピリットを生きる唯一の習慣は,顧みる人はほとんどありませんが,私は常々,毎日礼拝と名付けています。
 私は遊びの場の面から離れる前に,私が申し上げなくてはならないは,勝ち負けのある遊びは,結界がある遊び場があり,仲間が仲良くなる役目があるということです。結界がある遊び場では,結界に置かれた役割を遊ぶ子ども等が,自ら,神託を告げるおもちゃになっているように見えます。
 お互いに相手を陽気で楽しくする遊びは,私どもが見てきたように,それぞれが相手が思うままにできるように,親身でぬくもりのある関わり方の中で,育て合う熱心さと力で導かれています。しかし,それぞれの人が自分で思うままにできることが増えるにつれて,一人びとりが,常々,2人の堺で「お互いのぶつかり合い」が,ある人が別の人と対立させ,ある集団が別の集団と対立させることも,経験します。この分断線が,子どものころから劇化された遊びや決まった遊びになってきますし,勝ち負けのある遊びになり,次第に発展したスポーツになります。この分断線があるここでも,また,実験場としての結界でして,参加者の眼にも見物人の眼にも明らかな 不思議なご計画のある場です。いろんな敵たちが約束によって結びつきます。「約束による結びつき」は,やり取りにもなりますし,ぶつかり合うにもなります。それも,ハッキリと分断された線のあっちとこっちでです。
 ここで私は,サットン・スミスの非の打ち所がない著作をご紹介するだけにとどめます。サットン・スミスは,子どもが遊ぶ勝ち負けのある遊びの「仲間の作り方」を,特別な「時空の舞台」(訳注:結界)での出会いと観た訳です。たとえば,かくれんぼう,鬼ごっこ,けいどろ(警泥),…こういった勝ち負けのある遊びは,…「権力モデル」も反映しています。この「権力モデル」とは,衝突を和らげた学びの場だ,と申し上げたいんですね。衝突を和らげた学びの場で学びますと,その子どもは,権力に係る際に取るべき知識と経験を身に着けることになります。その知識と経験は,自分の子育ての中で強い影響力があるんです。



 権力と子育て。水と油くらいの違いがあるように思う方もいるでしょうね。しかし,子育てが上下関係になれば、それは権力関係でしょう。その権力を乗り越える,すなわち,エバラないで,下に立つ感じで関われば,子どもがすぐにそれと気づき歓ぶ関係になります。
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