
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
6章。「身体を失くすと,本当の自分も失くすよ」,p.92,第6パラグラフから。
ルースが普通の研究協力者の脳をスキャンした画像を見たとき,発見したことは,以前の研究者たちが述べていたDSN(デフォルト状態の脳)のいろんな部分が活発に動いていたことでした。私はこれを,モヒカン刈りの自意識と呼んでいます。それは脳の中央線の構造で,その中央線は,私どもの2つの目の真上から始まり,後頭部へと伸びた脳の中央に走っています。この中央線の構造は,自分を実感することに関わっています。
デフォルト・モード・ネットワークは,脳の中央線の部分の構造と関係するらしい。中央線の脳の構造は,自分が生きていることを実感する「私の源」です。
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