エリクソンの叡智: #発達トラウマ障害(DTD) #意志の病インターメッツォ : 真実と謙虚 藤原保信先生の『自由主義の再検討』から 藤原保信先生が亡くなって、21年。藤原保信先生は安曇野出身......
Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 P.94,最後の行の途中から。
幼い子どもの時期は,幼い子ども自身が「自分を見張る」ように躾ける,という目的のために,自分とあんな子を見比べるように強いられて,自分自身が2つの対立するイメージを作ってしまいます。ここで,その時に,「ありのままの本当の自分を否定する自分」がひとりびとりを生み出してしまう元凶があります。「ありのままの本当の自分を否定する自分」は,人間を上下2つに分けるウソに賛成するあのイメージの中にある本質です。
この「自分を見張る」習慣の中で,心の中にできるのが「悪い良心」です。
悪い良心は,いつも人と比べることを無意識に人に強いることになります。また,心の病気だけではなく,ニッポンに溢れているウソとゴマカシ,それに,あらゆる諍いの元凶でもあります。
ですから,意識して,人と比べることをせず,その子どもそのものを肯定する関わりを繰り返すことが,一番大切です。
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