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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第16章。「自分の身体の中に留まるようになること:ヨガ」です。p.269,始めから。
心拍数変化(HRA)は,交感神経(SNS)と副交感神経(PNS)のバランスが取れているのかを測ります。私どもが胸いっぱい息を吸い込めば,交感神経(SNS)を刺激し,心拍が速くします。深く吸った息を吐き出せば,副交感神経(PNS)を刺激し,心拍を遅くします。健康な人の場合,息を吸ったり吐いたりすることによって,心拍が,安定的に,リズムのある変化を示します。良い心拍数変化(HRA)は,基本的な健康の指標です。
なぜ,心拍数変化(HRA)が大切なんでしょうか? 自律神経のバランスが良ければ,小さな不満の種や失望することに対して,上手に自分をコントロールできますから,バカにされたり,ホットカレても,今起きていることに冷静に対処できます。感情の高揚を調整できれば,いろんな衝動やいろんな気持ちに対するコントロールもできますから,落ち着いていられる限りは,自分が応えたいやり方で応えることができます。しかし,感情の調整がうまくできない人ですと,自律神経が簡単にバランスを崩しますから,心も身体も乱れます。自律神経は,身体と脳の高揚を調整していますから,心拍数変化(HRA)が良くないと,呼吸に応じて心拍が変化しませんから,思考や感情に悪影響が出るだけではなくて,ストレスに対する身体反応にも悪影響が出てしまいます。 呼吸と心拍の応答関係が崩れれば,人は様々な体の病気になります。心臓病,ガン,になります。ウツやPTSDなどの心の病気にもなります。
先日のクローズアップ現代プラス(実際には相当マイナス)では,杉山登志郎さんのパソコン上に,発達トラウマ障害(画面上は,発達性トラウマ障害)と,それとなく,遠慮がちに出てきただけでしたでしょ。発達トラウマ障害DTDは,DSM-Ⅴに載ってないし,日本の医学会はDSM信仰に取れ付かれていますから,堂々と主張できません。視覚野や扁桃体,前頭前野など脳の話は出てきましたが,ヴァン・デ・コーク教授が今日のところで紹介しているような,自律神経の話は全く出てきませんでした。
発達トラウマ障害DTDは,NHKスペシャルで,10回くらいのシリーズでやるくらいの大問題です。公衆衛生,教育,福祉,司法,治安の上で一番の重大事だからです。しかし,まだまだ認識不足。
今のニッポンの子育て環境が,自律神経さえも,危機の方に大きくぶれるようになっているほど殺人的であることが認識不足だからです。
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