【私の運営する会社、有限会社オフィス・ジーユーエヌのセミナー情報】
そこにある危険からあなたを護る
『最強の』護身セミナー!
セミナー内容・受講申し込みはこちらより
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/gosin.htm
~お知らせ以上~
「ごきげんよう!」を見ていた。
きたろうさんの話が興味深かった。
暴力にどう対応していくか?のような話をしていたのである。
その中で、きたろうさんの奥さんが、言ったセリフが笑った!
きたろうさんが酔っていて、怖い方の足を踏んだとかぶつかったとかで、絡まれたときの話だそうだ。
その時に、奥様が言ったセリフが…
「すみません、この人今風邪ひいているので…」
だったそうだ。
「だから何???」
と思った方も少なくないであろう。
まさにそこである!
番組でも話になっていたが、「だから何?」と思ったとたんに、ヤル気がなくなるというか、怒りよりも???という気持ちが強くなって、何となく収まってしまう事もある。
番組では、そういう「えぇ~!」と期待を外すような言動で向こうの怒りを冷めさせて危険を回避する言葉で話が盛り上がっていた。
確かに、「風邪ひいてますから」と言われても、困るよなぁ。
前に、先輩と飲んでいた時にも似た話を聞いた事がある。
場所は忘れたが、先輩の近くで知らない二人が喧嘩になりそうだったようである。
一人は烈火のごとく怒りまくっていて、殴りかからんばかりの勢いであったようだが、一方の一人は、ニヤニヤしてヘラヘラしていたそうである。
そんな態度を見て最初は怒りがより盛り上がっていたらしいが、結局、ヘラヘラしている相手にヤル気をなくして喧嘩が収まったそうである。
その先輩は、「おい、笑うってある意味怖いな…俺も何かあったら気持ち悪いと思われるような笑顔をしてみようかな?」と言っていた。(笑)
護身として考えた場合も、似た事が言えるのではないか?
わざわざ、同じ土俵で同じ方法で真正面にぶつかっていく必要性はない。
合気道とは、力にぶつかり合う事を嫌う(というか、上手く利用する)武道である。
先の話は、合気道の考え方や技術にも共通するものであると考える。
そこで、合気道の技術的にも一つお話ししたい。
他の団体にあるかどうか分からないが、当団体では「ひらき」と言われる動作がある。
基本技の適所に盛り込まれている動きで、崩しのための基本的な動作ではないかと私は考えている。
これも、力の強い人に対して真正面からぶつかり合わないようにする技術の一つである。
これは、是非教室で体感して欲しいものであるが、「押しに対して、真正面から押し返す」、「引きに対して、真正面に引き返す」という状態にあった時に、真正面に抗うのではなく、力の方向を身体ごとそらすような体捌きなのである。
私の教室では、毎回の稽古で必ず行う動きであるのだが、習い始めて日の浅い方は「この動きは何なのだろう?」と不思議に思って稽古している事と思う。
それで、たまに「ひらき」の意味と重要性を稽古で見せるととりあえずは納得をしてくれる。
ある意味、「虚をつく」動きである。
それは、最初に書いた「相手のヤル気をそぐ言動」と似たところがあると考える。
気をそらす。機先をそらすと言う方もいる。(「機先を制する」とはちょっと違う気がしたので、こちらの言葉にしたが、皆はどう思われるだろうか?)
「正攻法」、「当たり前」をまず知らなければならない。
しかし、それを知り、踏まえ、「期待を外す」演出ができるようになると、また違う世界が広がるだろう。
前にも書いたが、「正義を貫くために、相手とぶつかってもくじけない力をつける」事は必要であるし、武道はその精神の育成に繋がると思う。
ただ、相手とぶつかり合う事だけが打開策ではない事も武道を学ぶ事で伝えていきたい。
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きたろうさんの話が興味深かった。
暴力にどう対応していくか?のような話をしていたのである。
その中で、きたろうさんの奥さんが、言ったセリフが笑った!
きたろうさんが酔っていて、怖い方の足を踏んだとかぶつかったとかで、絡まれたときの話だそうだ。
その時に、奥様が言ったセリフが…
「すみません、この人今風邪ひいているので…」
だったそうだ。
「だから何???」
と思った方も少なくないであろう。
まさにそこである!
番組でも話になっていたが、「だから何?」と思ったとたんに、ヤル気がなくなるというか、怒りよりも???という気持ちが強くなって、何となく収まってしまう事もある。
番組では、そういう「えぇ~!」と期待を外すような言動で向こうの怒りを冷めさせて危険を回避する言葉で話が盛り上がっていた。
確かに、「風邪ひいてますから」と言われても、困るよなぁ。
前に、先輩と飲んでいた時にも似た話を聞いた事がある。
場所は忘れたが、先輩の近くで知らない二人が喧嘩になりそうだったようである。
一人は烈火のごとく怒りまくっていて、殴りかからんばかりの勢いであったようだが、一方の一人は、ニヤニヤしてヘラヘラしていたそうである。
そんな態度を見て最初は怒りがより盛り上がっていたらしいが、結局、ヘラヘラしている相手にヤル気をなくして喧嘩が収まったそうである。
その先輩は、「おい、笑うってある意味怖いな…俺も何かあったら気持ち悪いと思われるような笑顔をしてみようかな?」と言っていた。(笑)
護身として考えた場合も、似た事が言えるのではないか?
わざわざ、同じ土俵で同じ方法で真正面にぶつかっていく必要性はない。
合気道とは、力にぶつかり合う事を嫌う(というか、上手く利用する)武道である。
先の話は、合気道の考え方や技術にも共通するものであると考える。
そこで、合気道の技術的にも一つお話ししたい。
他の団体にあるかどうか分からないが、当団体では「ひらき」と言われる動作がある。
基本技の適所に盛り込まれている動きで、崩しのための基本的な動作ではないかと私は考えている。
これも、力の強い人に対して真正面からぶつかり合わないようにする技術の一つである。
これは、是非教室で体感して欲しいものであるが、「押しに対して、真正面から押し返す」、「引きに対して、真正面に引き返す」という状態にあった時に、真正面に抗うのではなく、力の方向を身体ごとそらすような体捌きなのである。
私の教室では、毎回の稽古で必ず行う動きであるのだが、習い始めて日の浅い方は「この動きは何なのだろう?」と不思議に思って稽古している事と思う。
それで、たまに「ひらき」の意味と重要性を稽古で見せるととりあえずは納得をしてくれる。
ある意味、「虚をつく」動きである。
それは、最初に書いた「相手のヤル気をそぐ言動」と似たところがあると考える。
気をそらす。機先をそらすと言う方もいる。(「機先を制する」とはちょっと違う気がしたので、こちらの言葉にしたが、皆はどう思われるだろうか?)
「正攻法」、「当たり前」をまず知らなければならない。
しかし、それを知り、踏まえ、「期待を外す」演出ができるようになると、また違う世界が広がるだろう。
前にも書いたが、「正義を貫くために、相手とぶつかってもくじけない力をつける」事は必要であるし、武道はその精神の育成に繋がると思う。
ただ、相手とぶつかり合う事だけが打開策ではない事も武道を学ぶ事で伝えていきたい。
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