またまた、まとめ日誌（その3）：2/23（火）戸田道場

2/23（火）戸田道場稽古日誌。

■少年・少女部
＜体力作り＞
手押し車
　　

＜打撃稽古＞
下段回し蹴り
　　

＜基本技＞
三ヶ条

四級未満＝技の入りだけ


四級以上＝胸押し三ヶ条（押さえまではやりませんでした）


＜組手＞
五級以上
・子供向け合気組手
掌底と中段前蹴り、中段回し蹴り、下段回し蹴りを認めた合気道技を出しあう組手


　　

今回、五級のR皇が、技を決められて泣きそうになった。
そこで私は一括した。
五級にもなって泣く泣かないということへの憤りもあったが、それよりも、今回のキモは「涙目になって“痛い、痛い”と言って助けを求めたこと」にあります。
技が決まった際は、タップをする。タップされた場合は、掛けはすばやく技を解く。
これは、型稽古の時から、口がすっぱくなるくらい伝えてきていることです。
それをタップすることも忘れ、涙目で助けを求めるとはどういうことだ！
何のための稽古で、何のための進級なのか！

我慢をしろと言っているのではなく、普段やっている稽古の手順で「参りました宣言をしろ！」とこう言いたいのです。
それを「痛い、痛い！」といって、何もしないで涙ぐむバカがどこにいる！
何のために稽古をして昇級して自信をつけてきたんだ！
だから、いきなり組手はさせず、五級という一つの線引きまでしているんだぞ。

今回の決まり手は「小手返し」だったので、痛ければ転がり痛みを和らげ、その上、押さえられそうになれば逃げるなり、それが無理ならタップするのが稽古で学んできたことじゃないのか？？？
涙ぐんで、私にまで目で訴えて助けを求めるとは、情けない！
見たところ、そんなに無茶な技のかけ方をしていなかったし、逆に実力差があったので、相手は遠慮していたくらいだ。

武の稽古は危険な技を習得しているということ、それを試す場である組手は、多少の痛みが伴うということ。
その辺りの認識が甘いと良いことはないです。
今後、より気を引き締めて稽古ん励んでもらいたい。

今回は、R皇には一切のフォローをする気はない。
組手とはそういうものだと、しっかりと心と体に刻んで欲しいと思います。
期待しています！



あと、別の子には、少し気になることがあったので個人的に注意というか話をさせてもらった。
皆はじめは下手くそである。自分が一人で上手くなったと思ってはいけない。二人で稽古をして上達するという合気道の稽古体系に誇りを持ってもらいたい。
そんな思いが、強くて優しい心を育んでくれると信じています。
本人も分かってくれたようなので、ここでは書かないが、次回から気持ちを新たに稽古に励んでください。



■一般部
今回は、Hくん（新）が大学の体育会の試合でお休みでした。
大宮から、H畠さんが出稽古で参加。
ということで、Hちゃんとマンツーマン稽古。

Hちゃんは、3月の試合に出場するので、試合に向けた稽古に変更しました。

・得意技（身に付けたい技）のブラッシュアップ！

・弱点克服のための手首相撲

・試合向け組手

この辺りを時間をかけてやってみました。

なんだかんだ言っても、時間て足りないなぁ！

もっともっと伝えたいことがあるけど、Hちゃんの頭がパンクしちゃうしね？（笑）

今回は、動きの中での重心の置き方が安定していないので、その辺りの指摘をしました。
修正については、すぐにできるものでもないので、稽古の中で培えるような気付きを与えていきたいと思います。

Hちゃん、試合前までの稽古は……
3/1（火）戸田道場
3/5（土）大宮道場
3/12（土）大宮道場
以上3回あります。

通常稽古の中に試合向け稽古を入れる感じですが、
試合前調整もしていきましょうね。



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