戸田教室を開設して、この10月で丸3年になる。
初めは、少年・少女部2名、一般部2名から始まった。
一般部などは、初日は誰も来なかった。
そんな感じでスタートしたことを考えれば、よく3年も続けてこられたと思う。
現在、少年少女部が14名、一般部8名(3名休暇中)
長い会員は、2年半くらいになるだろうか?
継続は力なりとはよく言ったもので、最近の少年・少女部の成長が目に付く。
今日は、少年・少女部に関しての話。
初めは、幼稚園児2名だったせいもあるが、「何でいつも同じ事をするの?」なんて質問される有様だった。
また、人数が増え始めた時でも、突きや蹴りもグダグダで、技なんて足捌きどころでなく、体を動かすだけで良しとしているような状況だった。
ただ、子供には技の精度よりも、礼儀作法や真剣な稽古への取り組みを重視していたので、細かいところは目をつぶってきた。(今後もその方針は変える気はない)
故に、進級審査でも、誰も不合格者を出さずに、皆が揃って進級するような形が自分の気持ちとは別の形で出来上がっていた。
いままでの進級のレベルでいったら、多くのものが取得級の実力に?をつけざるを得ない状態の者も正直いた。
ただ、最近の稽古を見ると、私が言っていることの意味なども理解が出来るようになってきたのか、技の精度も上がってきている。
櫻井代表師範が、以前こんな事をいっていたことがある。
「黒帯を取ったといっても、殆どがその実力を持っていない人が多い」
「なのに何故、昇段させるかといえば、段位を取ることで自分で精進し、本当の黒帯になって欲しいからです」
「昇級・昇段をすることで、そのレベルになるよう精進する事が大切なんです」
正確ではないが、こういうニュアンスであったと理解している。
よく言われる「立場が人を作る」に似ているのかも。
その師範のお考えには、私も賛成である。
ただ、審査を通じて何かを乗り越えるという快感も知って欲しい。
乗り越えた自信が、より成長に結びつく事もある。
特に子供の世界では、先に書いた指導者側の期待が「楽に昇級できる」という意識になり、稽古を馬鹿にし、進級に掛ける緊張感を失う恐れもある。
私の指導力不足もあるが、実際にそう思える事が先回の進級審査であった。
その為に、三級受験者を全員不合格にさせてもらった。
高い級に上がっていく事の自意識をもって欲しかったからである。
そして、これから先は、「皆一緒で昇級・昇段はありえない!」とのアピールもしたかったからである。
実際、この判断には相当悩んだのだが、今思うとやってよかったと思う。
先の不合格だけが原因ではないと思うが、審査に対して厳しい立場で臨んだことが、子供達にも何かしらの刺激になったことだと思う。
また、熱心なご父兄の方々の“時間外指導”もあるのだろう、一部の子達は、著しく成長している。
また、そういう出来る子達相手に稽古をしている子達も、引きずられるように上手くなっている。
真剣に取り組む姿勢があれば、本来は出来の良し悪しは関係ない!
ただ、級や段を推薦するには、合気道としての形にはなっていて欲しいと思う。
そして、それに見合う動きが出来なければ、今後は全員進級などと言う甘い審査をする気はない。
真剣に行えば、絶対に出来ない内容ではないと思っているし。
恐らく、12月の審査も、真面目に取り組まず、技も規定の範囲内で出来ないのであれば、容赦なく不合格にさせていただく!
などと、テンションが上がったことを書いてしまった…
というくらい、皆が成長している証拠なのである。
最近の稽古は、成長していく子供達を見ることが凄く楽しい!
親御さんの教育の賜物だろうが、良い子達ばかりで、稽古も楽しい!
皆には、もっともっと合気道が上手くなって欲しいし、武道を通じて人に優しい人になって欲しい!
そして、これから入ってくるであろう後輩達に、しっかり指導できるようになってくれると嬉しい!
そして、そのレベルになるまで続けて欲しい。
いや、進学や就職で時間が取られるかもしれないが、長く続けて欲しいと願う。
転勤などがあったとしても、うちの教室以外でも学べるところはあるのだから…
そしてこの3年間、その子供達にどれだけ救われ、勉強させてもらったか…
先生などと高いところから指導させていただいているが、一番学ばせて戴いたのは私なのかもしれない。
合気道の指導する機会を与えてもらった事に本当に感謝したい!
子供達の成長を見ると、本当に素晴らしい役割を与えてくれたと思う。
まだまだ三周年。
今後も五周年、十周年と続ける事ができたら嬉しい!
会員の皆様及び、ご父兄の方々のおかげもあり、教室も三年続ける事ができました。
ありがとうございます!
今後ともよろしくお願い申し上げます。
とりとめもなくなってしまったが、嬉しかったりすると伝えたい事が多すぎて脈絡もない文章になってしまう…
まぁ、それだけ最近の子供達の成長が嬉しいと言うことで、ご容赦を…(笑)
初めは、少年・少女部2名、一般部2名から始まった。
一般部などは、初日は誰も来なかった。
そんな感じでスタートしたことを考えれば、よく3年も続けてこられたと思う。
現在、少年少女部が14名、一般部8名(3名休暇中)
長い会員は、2年半くらいになるだろうか?
継続は力なりとはよく言ったもので、最近の少年・少女部の成長が目に付く。
今日は、少年・少女部に関しての話。
初めは、幼稚園児2名だったせいもあるが、「何でいつも同じ事をするの?」なんて質問される有様だった。
また、人数が増え始めた時でも、突きや蹴りもグダグダで、技なんて足捌きどころでなく、体を動かすだけで良しとしているような状況だった。
ただ、子供には技の精度よりも、礼儀作法や真剣な稽古への取り組みを重視していたので、細かいところは目をつぶってきた。(今後もその方針は変える気はない)
故に、進級審査でも、誰も不合格者を出さずに、皆が揃って進級するような形が自分の気持ちとは別の形で出来上がっていた。
いままでの進級のレベルでいったら、多くのものが取得級の実力に?をつけざるを得ない状態の者も正直いた。
ただ、最近の稽古を見ると、私が言っていることの意味なども理解が出来るようになってきたのか、技の精度も上がってきている。
櫻井代表師範が、以前こんな事をいっていたことがある。
「黒帯を取ったといっても、殆どがその実力を持っていない人が多い」
「なのに何故、昇段させるかといえば、段位を取ることで自分で精進し、本当の黒帯になって欲しいからです」
「昇級・昇段をすることで、そのレベルになるよう精進する事が大切なんです」
正確ではないが、こういうニュアンスであったと理解している。
よく言われる「立場が人を作る」に似ているのかも。
その師範のお考えには、私も賛成である。
ただ、審査を通じて何かを乗り越えるという快感も知って欲しい。
乗り越えた自信が、より成長に結びつく事もある。
特に子供の世界では、先に書いた指導者側の期待が「楽に昇級できる」という意識になり、稽古を馬鹿にし、進級に掛ける緊張感を失う恐れもある。
私の指導力不足もあるが、実際にそう思える事が先回の進級審査であった。
その為に、三級受験者を全員不合格にさせてもらった。
高い級に上がっていく事の自意識をもって欲しかったからである。
そして、これから先は、「皆一緒で昇級・昇段はありえない!」とのアピールもしたかったからである。
実際、この判断には相当悩んだのだが、今思うとやってよかったと思う。
先の不合格だけが原因ではないと思うが、審査に対して厳しい立場で臨んだことが、子供達にも何かしらの刺激になったことだと思う。
また、熱心なご父兄の方々の“時間外指導”もあるのだろう、一部の子達は、著しく成長している。
また、そういう出来る子達相手に稽古をしている子達も、引きずられるように上手くなっている。
真剣に取り組む姿勢があれば、本来は出来の良し悪しは関係ない!
ただ、級や段を推薦するには、合気道としての形にはなっていて欲しいと思う。
そして、それに見合う動きが出来なければ、今後は全員進級などと言う甘い審査をする気はない。
真剣に行えば、絶対に出来ない内容ではないと思っているし。
恐らく、12月の審査も、真面目に取り組まず、技も規定の範囲内で出来ないのであれば、容赦なく不合格にさせていただく!
などと、テンションが上がったことを書いてしまった…
というくらい、皆が成長している証拠なのである。
最近の稽古は、成長していく子供達を見ることが凄く楽しい!
親御さんの教育の賜物だろうが、良い子達ばかりで、稽古も楽しい!
皆には、もっともっと合気道が上手くなって欲しいし、武道を通じて人に優しい人になって欲しい!
そして、これから入ってくるであろう後輩達に、しっかり指導できるようになってくれると嬉しい!
そして、そのレベルになるまで続けて欲しい。
いや、進学や就職で時間が取られるかもしれないが、長く続けて欲しいと願う。
転勤などがあったとしても、うちの教室以外でも学べるところはあるのだから…
そしてこの3年間、その子供達にどれだけ救われ、勉強させてもらったか…
先生などと高いところから指導させていただいているが、一番学ばせて戴いたのは私なのかもしれない。
合気道の指導する機会を与えてもらった事に本当に感謝したい!
子供達の成長を見ると、本当に素晴らしい役割を与えてくれたと思う。
まだまだ三周年。
今後も五周年、十周年と続ける事ができたら嬉しい!
会員の皆様及び、ご父兄の方々のおかげもあり、教室も三年続ける事ができました。
ありがとうございます!
今後ともよろしくお願い申し上げます。
とりとめもなくなってしまったが、嬉しかったりすると伝えたい事が多すぎて脈絡もない文章になってしまう…
まぁ、それだけ最近の子供達の成長が嬉しいと言うことで、ご容赦を…(笑)
今後、どうなるか分かりませんが、SAの発展にも良いことだと思います。そちらでは如何でしょうか?ご検討願えればと存じます。
先日の試合で、子供達のデモンストレーションがあったんですか!
以前は、少年・少女部の試合もあったんですよ。(私がいた時は、ローキック主体の試合でした)
その後、参加者が少なかったからでしょうか?いつの間にかなくなっておりました。
岡崎先生は、そのあたりもご存知の先生ですから、今回のような子供達の励みになる機会を改めて作ろうと思いついたのでしょうね。
当教室の少年・少女達も機会があれば参加させたいです。
ただ、うちの教室は、年齢や慣れの問題、っそして、技術的な問題を考慮して、三級以上を組手対象と考えております。
今後、その辺りの規制は緩くするか厳しくするかは分かりませんが、現状そういう状態です。
現在、三級取得者はゼロですので、試合となりますと、もう少し先の話になりそうです。
でも、試合ではなくて、演武を見せるという事なら、当教室の会員でも参加できると思います。
話をして、どのくらいの子達が興味を持ってくれるか心配ですが…
このような事も含め、各支部・教室間の連携が図れるとより素敵なんでしょうね。
竹ノ塚のホームページの「試合結果報告」に、岡崎先生の熱い思いが書かれております。ぜひ、ご参照ください。
http://www.geocities.jp/saokazaki2003/index.html
思い切りましたね。
しかし,全く同感です。
子どもにも,できなければ不合格になるという厳しい現実を,早いうちから,体験させることは必要だと思います。
うちは,道場の場所が変わってから,少年部が一人だけになってしまったのですが,また,一から地道に頑張ります。
少年部の組手,興味深いですね。
サイト拝見いたしました。
まずは、新人戦準優勝おめでとうございます!
次は、新人戦優勝ですか?
それとも、本線へ殴りこみでしょうか?
私も試合に参加しなくてはいかんですよねぇ…
岡崎先生の結果報告読みました。
よくお考えになって、実行に移していくあたりが素敵だと思います。
豊田さん
12月の審査で、前回不合格になった子達がどこまで奮起してくれるか楽しみです!
今のままで頑張ってくれたら、殆どの子達は合格できると信じているんですけどね。
少年・少女部の組手、私も興味があります。
12月の審査で、三級合格者が出る。
組手を導入する。
四級以下の子達も組手をしたくなる。
そこへ、試合参加というモチベーションを提供。
という感じで、子供達が成長してくれると嬉しいと私も思っております。
さて、私がなぜ年甲斐も無く試合に出場しているかと申しますと、武道に限らず、人生すべてにおいて、自分が本気になるからこそ相手も本気になり、そこから真実が見えてくると考えているからです。(仕事においては、ゴリラさんとの関係がそうですが)
ただ、一概に組み手をすることが良いこととは思いません、私の息子が1年ほど前まで、有名な空手の団体に所属していたのですが、審査の組み手の時でさえ、親が子供に向かって、勝ち負けのみを優先し、罵声を浴びせ(親としては声援のつもりかもしれない)ているのを見て、とても嫌悪感をおぼえ、思わず心の中で「てめえが戦え」と思ってしまいました。
その辺が、子供に試合をさせるにあたって、指導者の難しさと考えます。
まずは、大人たちが子供に手本を見せることだと思います。
稽古のときに、いくら叱っても静かにならない子供達が、大人の組み手が始まると、静かになります。言葉は無くとも、「本気」と言うのは通じる、と言うことではないでしょうか。
これからのご指導にも、期待申し上げます。
私も同感です。
いい加減に生きている人は、相手にもそれが伝わりますよね。
私も耳が痛いです…
武道の技は、基本的には危険ですよね?
ふざけて技を掛け合えば、怪我をしかねないものですよね?
それでも、子供達はふざけて稽古をすることがあります。
うちの教室では、どれだけ危険なのかを真剣に伝え、時には実際に強めにかけて体験させる事をして、子供達にも意識させるように心掛けています。
最近は、徐々にふざける頻度も減ってきています。
私が、口先だけでいい加減に言っているのと、本気で言っているのは、少なからず感じてくれているのでしょうね。
こういうところでも、真剣さは伝わるんですよね。
おもちゃ屋さんのコメント、指導の心掛けにもさせて戴きます。
そういえば、最近、ごりらさんはお仕事がお忙しいようで、稽古を休みがちです。
お仕事がお忙しいのは良い事なのですが、稽古でお会いできないのは寂しいです。
もし、ごりらさんとお仕事や飲みでお会いする事がありましたら、よろしくお伝えください。