シミー現象ってご存じでしょうか?
自転車やバイク、四輪車のステアリングや、飛行機の首車輪で発生する首振り現象です。
四輪はホイールバランスの狂いで発生することが多いですね。
二輪の場合では、走行中ハンドルから手を放すと(公道で手離し運転はダメよ)、ハンドルが一定の速度域で左右に振れ始めたらシミーです。
人の手がシミーダンパーだったということね。😅
一般的な対策では、油圧ダンパーの装着が主流。
私が初めて買ったTS-250Ⅱハスラーにも、油圧ダンパーが付いていました。
今の我が家では、Dioとアドレス110(軽微ですが)で発生します。
アドレスは、当初は出なかったのですが、リアキャリアに物入れを装着してからわずかに発生するようになりました。
もともとスクーターは車体の重心が後ろ寄りなので、リアキャリアの物入れ程度でも影響するようです。
一般的な対策では、油圧ダンパーの装着が主流。
私が初めて買ったTS-250Ⅱハスラーにも、油圧ダンパーが付いていました。
今の我が家では、Dioとアドレス110(軽微ですが)で発生します。
アドレスは、当初は出なかったのですが、リアキャリアに物入れを装着してからわずかに発生するようになりました。
もともとスクーターは車体の重心が後ろ寄りなので、リアキャリアの物入れ程度でも影響するようです。
車体の重心が前後輪のセンターに近いスパーダではまったくシミーはなし。
で、ここから本題です。(まくら長すぎ(^^;))
それで思い出したのが、アドレスの前に乗っていたシグナス125Dのこと。 ↓カタログから
このスクーターで、走行中突然、何の外乱もないのに、2回転倒したことがありました。(怖)
二回とも、何でコケたのか訳が分からず。
覚えているのは、いきなり叩きつけられるように倒れたことだけ。😱
ずっとモヤモヤしていました。
でも今になってようやく、その主因がシミーではないかと思い当たって。
シグナスはアドレスより車重が18kg重いうえ、ホイールは小径の10インチで、しかもタイヤが台湾製の、きわめてグリップの貧弱なものだったために、当初から盛大にシミーが発生していました。
それで、走行中、摩擦係数が微妙に変化するところ(路面標示やマンホールの蓋、路面の凹凸とかね)で、腕の力をほんのわずか緩めたとかをきっかけにシミーが発生してハンドルが振られ、前輪タイヤがグリップを失って、態勢を立て直せないまま転倒したのではないかと。
多分そうだと思います。
それが二回もあったので乗り続けるのが怖くなり、2005年に今のアドレス110に乗り換えました。
まあ、乗り換えて大正解でしたね~。
歩くより遅い超低速でもふらつかず、飛ばしたらビシッと安定して、コーナーではオンザレールの運動性。
もちろん、転倒など一度もありません。
ある原付二種の評価サイトで、アドレス110について、以下のように記していました。
「アドレス110は、接地寸前まで車体をバンクさせるようなスラロームを、乗った瞬間から自信を持ってできてしまう。
軽快にして高安定。しなやかにして高剛性。そして良好な着座姿勢が、単なる実用車とは一線を画する運動性能を与えた。
エンジン性能の全てを安心して使い切ることができる、こんなスクーターがいったいどれほどあるだろうか。
・・・タイトコーナーが連続する峠道において、依然として最強の国産原付二種スクーターだと思う。」
私もその通りだと思います。