土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

ウルメの酢漬

2010-03-03 06:41:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 長野流ウルメの酢漬


 新鮮なウルメイワシを入手します。安芸ではよく手に入ります。「とれたて」と表示されていて、見た目もびちびちのものを選ぶのが肝心です。


  三枚におろすまでは包丁は使いません。手が包丁代わりです。始めに頭をとり、内臓をだします。


 親指で片身を骨からはずします。もう片方も同様にはずしてから骨を取り除きます。ここから包丁を使います。片身を一口大にぶち切りにします。
 

 一口大に切り分けた身に塩を強めにふり、かき混ぜて5~10分ほど馴染ませます。この作業で身が引き締まります。


 ドバドバっとユノ酢(ユズ酢:塩入り)をひたひたになるように注ぎ込みます。


 最後に鷹の爪あるいは一味とんがらしをドバドバっと振りかけます。

 これで完了です。この方法は長野流ですので、まあお試しください。

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 しかし、どばどばっとユズを注ぎ込み、それだっけというのは一般的ではありません。ユズは強烈な酸味と香りをもっていますので、上記の方法ではすぐに食べるとき向きです。普通はユノ酢だけではなく、ポン酢を主体にして好みで醤油を加えたりしたものにユズを少量加えます。または普通の酢にユズを加える、あるいはポン酢や醤油を加えるという味付けが一般的なようです。

 ウルメイワシが小型のときは、骨をとらずに頭と内臓だけを手で取り除き、骨ごと包丁でぶつ切りして同様に味付けをして、私は食べます。
 ガッツんと強烈な野趣たっぷしの個性が強い一品です。
 

穴内保育所存続裁判 第1回報告会及び支援する会準備会

2010-02-26 09:49:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 

 画像:穴内公民館での会場風景

 2010年2月25日、穴内公民館で裁判支援の会議が開かれました。原告代表の北村さん、鎌田弁護士(穴内保育所休止処分取消訴訟弁護団)から裁判についての報告がありました。

 意見交換のなかで一般になじみのない裁判についての理解も深まり、今後の各方面での取組みの方向もみえてきました。
 
 竹内忠吉・小松知恵子市議からは3月議会の場でも強力に市の姿勢をただし廃止処分取消を実現していくと話されました。

 裁判の支援をするためさらに幅広く「支援をする会」を立ち上げることが確認され、当面「存続を求める会」が中心になり準備会を設立しました。これから各団体に参加を呼びかけ3月の早い時期に結成することになりました。

 鎌田弁護士のお話では、穴内保育所休止処分取消を求めるような裁判は全国でも例がないそうです。安芸市政の住民無視、保育行政の無策と責任放棄、議会無視の姿勢を正し、よりよい安芸市の未来のために、また全国の先駆けとなる運動をすすめたいものです。
 
 みなさん、がんばりましょう。

 

チエちゃんバンド=音楽と語り部の夕

2010-02-26 07:13:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 昨年の中秋の名月の夜、安芸市の妙山寺で開かれ好評だった音楽と語り部のつどいが今回は、春の一夜、第二弾として催されます。


 画像:昨年の演奏場面

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 主催はこんにゃく座。

 日時 3月6日 午後7時~8時30分

 場所 妙山寺(みょうさんじ) 高知県安芸市本町1-1-21

 語り部 

     限界集落(水源地集落)から「里親になってよかった」

     元町に暮らして

     法テラスからみた安芸の暮らし

 音楽  チエちゃんバンド (マリンバ奏者 小松芙実さんも出演します)

 参加費は無料です。

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市制始まって以来の問責決議

2010-02-24 06:43:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 『安芸市長に問責決議
 穴内保育所休所「議会を軽視」』


 これは平成21年12月23日付高知新聞の大見出しです。

 市長はなぜ?どうして市議会の議決を踏みにじるのでしょうか。
 12月議会では「穴内保育所の存続を求める請願」が採択されましたが、それでもなお態度を改めようとしない市長に対して「安芸市長問責決議」が出され賛成多数で可決されました。
 以下、問責決議の全文です。

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 松本憲治市長に対する問責決議

 松本憲治市長は穴内保育所の今後の運営に対して、21年度の入所者が20名を下回り今後も継続して20名を上回る見込みが無いとして22年度から休所を行うとの考えを繰り返し表明しています。その考えの大元になっているのが「行財政改革」の一環ではありますが、行財政改革の進め方に関して19年の9月議会に「穴内保育所の廃止」に関する保育所条例の一部を改正する条例案が反対多数で否決をいたしました。この否決の最大の理由は「引き続き穴内保育所を運営するべき」との内容であることは明らかであります。その議決の直後であるにも関わらず事実上穴内保育所の廃止に向けた休所の方針を表明するに至りましたが、まったく議会に対する説明も無いこれまでの対応は議会無視もはなはだしいものであります。
 また、穴内地域住民は今後児童の増加も十分に見込め、穴内地域にとっては地域の将来を担う若者の定住と、子育て支援等において保育所は必要不可欠であることを行政に強く求めています。今回の議会審議においても議会軽視の対応が問題視され、先ほどの請願に対しても5.598名の請願書名が提出され採択されましたが、議会の議決があっても方針通り行う答弁がありました。また来年度の穴内保育所への入所が22名いるということも明らかとなっています。しかしそれにも関わらず「入所申し込み書」の提出をも拒む対応は道理も無く、行政の責務の放棄に等しいものであります。安芸市議会は安芸市民の強い存続の願いと、穴内保育所の運営が今後の穴内地域の地域づくりに必要であるという立場をあらためて表明するものであります。
 よって安芸市議会は松本憲治市長に対し、議会の議決を軽視する対応に猛省を促すとともに、責任を強く問うものであります。

 以上、決議します。
 平成21年12月22日
                   安芸市議会
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採択された請願

2010-02-23 06:49:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 安芸市議会で採択された 穴内保育所存続を求める請願書の全文をご紹介します。

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 請願第3号

                   平成21年11月26日
安芸市議会議長 小松 文人 様
 
                  穴内保育所の存続を求める会
                  代表者 氏名 有光忠昭

               紹介議員  竹内 忠吉
                       野川 勳
                       尾原 進一
                       川島 憲彦

       穴内保育所存続を求める請願書

 現在安芸市は、財政難を理由に公立保育所の民営化・小規模保育所の統廃合を進めています。その中で、平成19年度9月議会で穴内保育所統廃合議案が否決されたにもかかわらず、市長は保育所開所基準である20名の入所児童がいないとして平成22年度は穴内保育所を休所にするという方針を打ち出しました。
 穴内保育所保護者会では、22名の平成22年度入所申込書と平成23年度入所予定者名簿を提出し、穴内保育所の存続を求めています。しかし市長は、「継続して20名以上の入所児童がいれば休所しない」としながらも、平成21年度の入所児童が20名に満たなかったことを理由に、今後も20名以上の入所は見込めないとして、来年度の入所児童数の確認もせずに、一方的に休所を押し進めようとしています。
 穴内地区には安芸市の基幹産業であるハウス園芸を営む若者が大勢います。若者が穴内に定住し、安芸市の未来を担う子どもを育てながら安心して仕事をしていくために、穴内保育所は必要不可欠なものです。保育所がなくなり、子どもたちの笑い声が聞こえなくなれば、地域が衰退していくことは必至です。農業後継者の確保や少子化についての対策を講じることもなく、人口の減少した地域を切り捨てていく市の方針は納得できるものではありません。穴内保育所の存続問題は、穴内地区だけでなく、安芸市全体の問題なのです。
 つきましては、平成22年度以降も穴内保育所を存続していただけますよう、穴内地区住民595名を含む全5598名の署名を添えてお願い申し上げます。
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以上です。