2013.11.4 仕掛けてある爆音機の爆発音が聞こえません。お隣のミカン園には2台、アカメの国農園には現在2台の計4台のバードキラーという名(げにまっこと恐ろしげでしょう)の爆音機が仕掛けられています。
にぎやかにドカン、どっかんと鳴っていたのですが、お隣の一台は数日前から、我が一台は昨日から音が止まっているようです。
さては今年も鳥獣連合の攻撃が始まったかと配線用の電線とペンチを持って見に行きました。
以前別のページに書きましたが、爆音機への攻撃はこれまでも度々ありました。配線が噛み切られるという被害でこうなるとうんともすんともいわなくなります。
爆音機の対象はカラスです。カラスはかしこいため爆音に警戒心を持っていてこれが鳴ると近づこうとしません。カラスは悪戯がはげしいためよく鉄砲で狙われるためか爆発音は苦手なようです。
いっぽう同じ鳥類であるのに、ヒヨドリ、メジロなどには全く効果がありません。全くです。彼らはバカなのか轟音には鈍感なのか。私は爆音機のことを忘れて近づき腰を抜かしそうになることがあるというのにメジロたちは何処吹く風、知らん顔してミカンをついばみます。
見てびっくり仰天。
プロパンのガスボンベはひっくり返りゴムのガス管は14個もの細切れに噛みきられているではありませんか。
これでは鳴るはずはありません。
鳥獣連合というのはこうです。カラスが人のよい(これはおかしい?けもののよいが適当でしょうか?)タヌキに頼み込んで爆音機の配線などを噛みきってもらっているようなのです。
爆音機はカラスが活動する昼間だけ鳴るように設定してあります。タヌキなど獣はもっぱら夜活動しています。イノシシも夜こっそり現れては何㌔も美味しいミカンを食べていきます。
昼も夜も鳴らしたらよいではないかと思われるかもしれませんが、イノシシなどにはあまり効き目がありません。
噛み後のない部分のホースを繋いで何とかなるように出来ました。しかし、元の長さの半分ほどになってしまいました。製造元に注文しておかないとこんど少しでも齧られるとお手上げです。
やれやれです。これからもこうした鳥獣連合のミカンの襲撃が続きます。