川が増水するほど雨は降りませんでした。
今、増水すると産卵で河口近くへ降りてきたアユや産卵中の少し弱ったアユはどっさりと海に落ちてしまいます。
ドッと落ちると一時大食いになりますが、長続きしません。
11月17日、今朝は4発当たってフックアップしたのは一回だけ、65センチのヒラスズキでした。
さっそくおろして冊にしました。まだ硬直していない身を刺し身です。
カマの部位はぶつ切りにして、鍋の具にします。頭も骨も鍋です。これが美味しい。
最近は、キムチ鍋でよく食べるのですが、これが美味しい!!、何回食べても食べ飽きません。
内蔵もよく食べます。胃をひっくり返した画像です。この胃には獲物は何も入っていませんでした。たらふく食っていると胃壁は伸び切って薄くなっています。
ひっくり返して、包丁でしごき胃液などをよく取り除きます。それを一口サイズにぶつ切りにします。
こちらは、左から肝臓、心臓、胃のぶつ切りです。私はだいたいこの3つの部位を利用します。
小さな鍋に少しだけ(具が浸かる)水を入れ、砂糖、醤油を適量いれて煮立ててから具を投入し、少し煮たら出来上がりです。旨いですよ。
冊にした時、すきとった皮は湯引きをして二杯酢であえてネギを多めに散らしていただくのですが、酢はユズ(塩入り)を使っています。ガツンとくる美味しさです。
このユズ酢は、家のまわりの実生の柚の実を絞って作ったものです。無農薬、無肥料、ようするに無世話、放ったらかしの自然そのものの柚酢です。
旨いので、簡単レシピを紹介します。
ヒラ・マルスズキの皮の湯引き
皮を、多めの沸騰した熱湯の中に30秒ほど入れて茹でます。まな板に貼り付けた皮に熱湯をかけるという方法もありますが、鍋を使うほうが
簡単です。
構えておいた氷水に放り込んで熱を取ります。
冷ました皮は吸水シートなどで水気を取ります。
皮を伸ばして斜めに5〜6ミリに切り分けます。
器に入れて、二杯酢で味を整えて葱のみじん切りを入れて完成です。二杯酢は一気にいれてしまうと味が濃ゆくなりすぎることがあるので少しづつ。
今朝はカミさんが、きゅうりもみを作ってくれたので、湯引きを加えてもらい食べました。
旨い!
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