土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

カスタムナイフ

2009-01-22 12:17:00 | 狩猟とナイフ
 カスタムナイフ


 埼玉在住のナイフメーカー 鈴木 寛さん製作のナイフです。

 このナイフは私がいつもお世話になっている方からプレゼントされたナイフです。少し訳ありのナイフで、鈴木さんに注文して製作してもらったそうですがこのナイフは失敗作で作り直されたナイフといっしょにいただいたものだそうです。
 どこが失敗したのか説明をみるまでわかりませんでした。

 その彼から、是非実際に使ってみて使い具合を確かめて下さいと頂きました。

 骨抜き用にはたくさんのナイフがありますので、シカの皮剥ぎ用に使ってやろうとおもっていました。ところがそのシカがなかなか捕れません。獲れたときは、犬に食われていたり、猟仲間にすべて渡したりとその機会がなかなか来てくれませんでした。

 ようやく、09.1.15、雄のニホンジカを獲りました。






 画像のようにシカは吊るして皮を剥いで行きます。

 画像の人物は猟の相棒ですが、彼にも使ってもらって使用感を聞いてみました。「よく切れて使いやすい」そうです。私もガーバーのフレイヤーと使い比べてみました。フレイヤーは皮剥ぎ専用ナイフなのでやはり使用感は特別ですが、このカスタムナイフも使いやすく満足できるナイフでした。ただ、骨抜き等に使用するにはヒルトがないため滑ったときなど少し危険かなあとも思われます。
 やはり皮剥ぎ用ナイフとして使った方が最も使いやすいように思います。

ニホンジカ

2009-01-22 11:41:05 | 狩猟とナイフ
 ニホンジカ 


 画像は2008年12月31日撮影、仕掛けてあったワナにシカの雄がかかり、生きているうちに犬(たぶん猟犬)に食われたと思われるものです。

 ここ数年、高知県ではニホンジカの被害が大きく報道されてきました。林業や農業に与える被害、山林の植生に与える被害が大きくなったといいます。

 増えすぎたので狩猟により数を減らそうということになったようです。

 数年前までは、高知県ではニホンジカの狩猟には制限がありました。雌は獲ってはならない。雄も一日2頭までしか獲ってはならない。と、されていたのです。

 今では、雌も雄も制限なし。一日に何頭獲ってもよろしい。多ければ多いだけよろしい。百頭でも二百頭でもよろしい。ということになりました。

 おまけに今回の猟期からニホンジカには懸賞金がかけられました。
 雌、一頭につき賞金1万円也、雄は五千円也が自治体から支払われるらしいのです。

 ニホンジカは懸賞首のお尋ね者になってしまいました。

 あまりの変転にさぞかし驚いていることでしょう。
 
 いままで見向きもしなかった猟師たちまでが懸賞稼ぎになってシカを追うようになりました。
 
 数年先には、また保護の方向に向かうかもしれませんね。