ミカンの日焼けの写真です。黄色く色づいたように見えるかもしれませんが、今の時期、露地栽培のものは緑色で未熟果です。
ここ数年、ミカンの日焼けが激増してきました。ミカンの日焼けはヒトの日焼けとは少し違います。ヒトの場合は主に紫外線によるものです。ミカンは果皮の温度が40℃が3時間以上続くと発生し、45℃以上になるともういけません。
日焼けを起こすと、果皮は緑から黄色く変色して、硬くなります。更に進むと果肉まで硬くなり、す上がりといわれる粒果症になり商品価値がなくなります。
日焼けした果実はすべてちぎり捨てます。
とても虚しい作業です。
地球温暖化といい、人類を何度も殺し尽くせる量の原子爆弾といい、ヒトは何をやっているのでしょうね。
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