土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

09.10.10穴内保育所運動会

2009-10-11 07:19:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 秋晴れの日 穴内保育所の運動会


 きょうは楽しい運動会。

 たくさんの父兄、おじいちゃん、おばあちゃんが見守る中、園児たちは一生懸命競技にはげみました。

 





 子を見守る父親
 
 こどもたちの歓声、見守る大人の声援、拍手、笑顔、笑顔、笑い声。
 これこそ地域の宝。 これが地域の明日、未来。




「奇跡の海 浦戸湾」 NHKの全国放送で

2009-10-08 08:38:00 | ノンジャンル
 「とさ金 奇跡の海 浦戸湾」の再放送が3回あります。

「とさ金 奇跡の海 浦戸湾」
再放送 21年10月19日(月) 午前11:05~11:30 (高知県ローカル)

「地域発!ぐるっと日本」 内にて
放送  21年10月25日(日) 午前10:05~11:30(全国放送 ※ただし東海・北陸地方、近畿地方、北海道地方を除く)

「とさ金 奇跡の海 浦戸湾」
再放送 21年11月6日(金) 午後3:00~3:25 (BS2)


 この番組は浦戸湾を守る会の事務局長 田中正晴さんとアカメと自然を豊かにする会の長野と上杉さんがNHK高知放送に申し入れて実現したものです。
 上杉さんとアカメの標識放流で活躍している岡田 勝さん、アカメも出演しています。また高知大学教授 町田吉彦さんも出演しています。



09.10.4新堀川

2009-10-08 07:30:00 | 高知の宝「浦戸湾」
 2009年10月4日、第5回新堀川生き物観察会がひらかれました。


画像:横堀公園横をかるぽーとに向かって流れる新堀川、川の中にみえる緑はコアマモ群落。



 新堀川は江の口川から新堀小学校前まで道路拡張のためその下敷きになってしまいました。
 この道路の下にはシオマネキの生息地があり、コアマモ群落のあるみごとな自然の宝庫でした。



 江戸時代、舟をつけ荷物を揚げ下ろす石の階段(がんぎ)など貴重な遺跡も埋められてしまいました。
 道路をつくるため絶滅危惧種であるシオマネキは拉致されてどこかに捨てられ(移殖という説明)てしまいました。また同じように絶滅危惧種であるコアマモは引っこ抜かれ(移植という説明)てしまいました。
 いまどきこれほどの乱暴な公共工事というのは聞いたことがありません。さすが高知の土木事業というのはすごい。立派なものです。

 絶滅危惧種への、こうした方向を示した学者たちの専門家会議というのもすごい。ここまでやってしまうともう「お見事!」というしかありません。みなさんは「御用学者の鏡」として後世まで、歴史に残ることでしょう。


 画像:巣穴から出てこようとしているシオマネキ

 これほど痛めつけられたのですから心配していましたがそこはどっこい。昔のまま、わずかに残されている新堀川にはコアマモ(一番上の画像参照)もシオマネキも立派に生きていました。

 

 橋の上からシオマネキを観察、右岸にも左岸にもシオマネキはおりました。8匹以上を確認。望遠鏡でかわるがわる覗いてお食事の様子などを見せてもらいました。またコアマモ群落を見ていると色々な魚が泳ぎ、ときには大きなボラ、スズキなどが姿を見せてくれました。びっくりするほどたくさんいたのはマハゼです。時間があればハゼ釣りを楽しみたいと思ったものです。そして、圧巻はエガニ。茂ったコアマモのなかから全身を現し、観察しているみんなをびっくりさせました。
 「で でかい!」。
「あれが1キロ1万円!」など下世話な声も。


 画像:左から阪元匡祥さん、筆者、成川 順さん
 
 豊かに茂った海草コアマモの中をネットで探り生き物を採集しました。一番多かったのがガンテンイシヨウジというヨウジウオの一種、準絶滅危惧種とされているギマが2匹、またカワアナゴも。アカメも次々ととれました。


 画像:採集された生き物を覗き込む未来の自然科学者?

 採集した生き物の同定をしてくれたのは2006年の第一回目から参加し、高知大学学生のときから町田先生のもとで浦戸湾の魚を研究テーマにしてきた阪本匡祥さん。
 「これは何?」「これは?」「これは??」子供の疑問に丁寧に答えていました。


 画像:いつもの逆立ちのポーズをとったアカメのこども


 画像:中央手前で斜めにポーズをとっているのがガンテンイシヨウジ

 この日の観察会で、採集された生き物は
●アカメ(9尾) ●ヒナハゼ ●シマイサキ(スミヒキ)●ガンテンイシヨウジ ●ミズクラゲ ●カワアナゴ ●ギマ ●ウシエビ ●マハゼ ●アイゴ ●ウロハゼ ●アベハゼ  などでした。

 視認された魚類他

●チヌ ●スズキ ●ボラ ●エガ二 ●シオマネキ8個体(♂6個体 ♀2個体) ●トビハゼなど。


 画像:放流する成川さん

 採集した生き物はすべて元の場所に放流しました。


中秋の名月 月夜の晩のメッセージ

2009-10-06 07:01:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
          妙山寺


                中秋の名月

 2009年10月3日、中秋の名月。「月夜の晩のメッセージ」という催しが行われました。主催はこんにゃく座。会場を提供してくださったのは妙山寺。

 地域の語り部が「あんこ」、そのお話のあいだに「あんこ」を包む「かわ」となるちえちゃんバンド。お話のあいだに演奏するという「月見団子」を味わいながら、秋の名月の一夜を楽しみました。

 
 こんにゃく座代表の小松 慎(まこと)さん(右)の司会ではじまりました。最初に元町商店街会長の岡村静男さんが挨拶。「ここから東に2つの映画館がありました」という岡村さんのお話で、数十年昔の安芸の街を思い出しました。


     画像:演奏するちえちゃんバンド


     画像:語り部の川谷さん
 
 川谷さんは、農家の独身男性のお嫁さんの世話で活躍しています。ナスを栽培しているそうですが、本業よりも「婚活」のほうが気になって「仕事が手につかん」そうです。




 画像:介護について語る峯本さん

 峯本さんは親御さんの介護と介護制度、障害者にやさしい町づくりなど語ってくれました。


画像左は、私の近くの集落でナスのハウス栽培をしている野町和利さんです。
 
 この晩、歌われた曲の一つに野町さんがつくった「大きな森の小さなさよなら」がありました。ちえちゃんバンドが結成されて35年をすぎます。その間に安芸市も大きく変わりました。山間部の小中学校はほとんど廃校になってしまいました。昔のメンバーの仲間も徳島との県境の大きな森の小さな学校の教員でした。またそうした山の学校の先生との付き合いもありその中から生まれた曲です。

 大きな森の小さなさよなら の一番の歌詞です。

  山の向こうは 県境(けんざかい)
 大きな森に 囲まれた
 春の小さな 停車場で
 マイクロバスに 乗ったとき
 さよならと ほんとにさよならと
 手を振ってくれた 大きな声で
 いつまでも ほんとにいつまでも
 手を振ってくれた あの日の子供たち 



 画像:今村さん
 
 今村さんは本町で喫茶店を経営しています。開業する際、まわりから「寂れ行く街で開業しても、儲からんのでやめておけ」と反対されたそうです。
 ときどき来てくれるお年寄りの栄養など考えたメニューも出しているそうです。


 画像:小松知恵子市議
 
 「限界集落」といわれる山村集落の実態調査のことを話してくれました。「限界集落とは何事だ、一生懸命集落を守っているのにばかにするな」との声も多く「水源地集落」と呼ぶようにしようということになっているそうです。


 画像:妙山寺の住職さん
 
 「お布施という仏教のことばがあります。ここを会場に使わせてほしいといわれて喜んで使っていただきました。またこのような催しがあるときは是非使って下さい」と話されました。この妙山寺は540年の歴史があるそうです。
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 妙山寺(みょうさんじ)は、高知県安芸市本町1-1-21 にあります。宗旨は 浄土宗 で宗派は 西山禅林寺派です。本尊は 阿弥陀如来 、創建は室町時代、1467年~1469年頃 。 重要文化財(国指定)の木造聖観音立像(大正7年4月8日指定)は 像高105cm、檜の寄木造で鎌倉時代作だそうです。
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