土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

一人で3尾目の再補!

2012-05-26 08:19:00 | アカメ調査室
 2012年5月22日、桂浜水族館の大町さんから電話がかかりました。
 今朝、アカメを寄贈すると連絡があり、標識が付いているそうなのです。おお!それはすごい。
 少し擦れなどが外傷がひどいのですぐに放流しても心配があるとのことでした。
 相談をして、先ず、データ・映像をとってから様子を見て再放流しましょうという手はずになりました。

 アカメに装着されたタグにはうっすらと苔のようなものが付いていてそのままでは記号・番号はよめないそうです。



 水族館に入るとたくさんのアカメのギラリと光る目が出迎えてくれます。ドキリとすること請け合いです。



 ここにいるアカメたちはほとんどが釣り人から寄贈されたアカメです。1メートルを超える大アカメも数尾います。1メートルを超えるとさすがに迫力が違います。
 圧倒されます。






 標識アカメは水族館のバックヤードの水槽に入れて大切にされていました。
 背中には黄色がうっすらとわかるタグがついていました。後で聞いたのですが、つり上げられたときにはもっと多くの藻がついていたそうです。










 タグの記号番号を記録するため、いつも御世話になっている水族館スタッフ、大町寿史さんにプロの腕前をみせてもらいました。無理に追い回したりせず、なんなくアカメをタンカに納め外に出してくれました。
 


 標識の記号・番号はとても小さくて、メガネをかけても私には読めません。大町さんに藻を削り落としながら読み取ってもらいました。


 画像:左側から國見紗織さん、大町寿史さん

 國見さんが小尻さんのところまで引き取りにいってくれたそうです。

 今回も、御世話になりました。ありがとうございました。

  
 話を聞く内に、この標識魚を釣った釣り人が、なんということでしょう。これまでに2尾の標識魚を再補してくださった小尻幸充さんだということがわかりました。


 画像:2010年7月15日、全長:90センチのアカメを釣り標識放流前の小尻さん

 それにしても、これで3尾の標識魚をつり上げた小尻さんはすごいですね。びっくりしました。

 小尻さん いつもご協力ありがとうございます。

標識放流292号(2012年度21号) 

2012-05-25 07:33:00 | アカメ調査室




 釣り人:櫻井由隆さん
 釣獲日:2012年5月17日
 全長:56センチ
 体長:48センチ

************************
 タグを打ちすぎて手持ちが減り、最近小型には打たず放流しているそうです。下記2尾もタグ無し放流です。


 釣り人:櫻井由隆さん
 釣獲日:2012年5月17日
 全長:35センチ
 


 釣り人:櫻井由隆さん
 釣獲日:2012年5月17日
 全長:38センチ

 櫻井さんお疲れ様でした。

かくれんぼ

2012-05-24 12:16:00 | アカメ調査室
ここは何処?私は誰?
 こう、わたしが言い出すと周りの人は「あっ!とうとうきたか」と口にすることでしょう。しかし、そうではありません。まだです。

 黄金週間などと大げさな(せめてヨーロッパや北欧の半分の2週間以上のお休みなら)、連休の最終日2012年5月6日、ほんとう黄金コンビの櫻井さん、岡田さんと兵庫県の友人の3人でアカメのポイントを見て回っていたとき発見したものです。


画像:桜井由隆さん提供

 この画像をみて何処に、何がいるかを見分けることができるあなたはすごいです。たいしたものです。

 さて、いったい何が・何処に。
 
 
つづく

 「かくれんぼ」その2 2012.5.24


 
 これです。この赤丸のところです。ほら。木の葉に見えるでしょう。これが有名な「コノハウオ」です。


 ウソです。




 
 本当はこの青丸の中にいます。

 そうです。アカメの幼魚です。10数センチほどだったそうです。

 流れの悪い浅い所で、干潮時はほとんど干上がってしまうような場所だそうです。ハゼ類・エビ・ボラの幼魚・エガニの子どもなどが沢山いたそうで、昨年もここで数匹のアカメの幼魚を確認しているそうです。落ち葉の隙間や放置されたパイプの中などを隠れ家にしているようだといいます。

 櫻井さん、「岡田さんはすごい。このチビちゃんを釣ってやろうとしつこく挑戦するのだから」といっていました。ちびちゃんは恐れをなして逃げ惑いこの場所に逃げ込んだそうで、それを水中にカメラを入れて写した櫻井さんもすごい。

 みなさん、おつかれさまでした。