終わった人
内館牧子氏の新聞小説で上毛新聞に連載中だ。
毎日楽しみに読んでいる。
定年退職後の日常生活を描いたもので主人公の心理が良く分かる。
若いと思っていたが、ふと気がつけば数えで古希だ。
世の中は終活ブームで書棚に本がならんでいる。
江戸時代の様に家督を息子に譲って若隠居をするという事が出来れば、
身辺整理が出来て身ぎれいになれる。
後顧の憂い無く幕引きが出来れば最高だ。
年頭に考えたことも無かったが、そういう年齢に達したということだと思った。
人生上り坂や下り坂があるが、まさかと言う坂もある。
標題の「終わった人」という言葉が実感を持って迫ってきた。
先の大戦で亡くなった人達の思いはどうだったんだろう?
「あなたの“遺言”をください」戦後のリーダーたちが託した思い(日経ビジネスオンライン) http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20150107/275938/?n_cid=nbpnbo_mlp
【佐々木正】「軍法会議を免れた。生き延びた恩に報いたい」100歳になる“電子立国の父”が歩んだ壮絶人生(日経ビジネスオンライン) http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150107/275917/?n_cid=nbpnbo_mlt