管理人は、3月13日(木)新宿区議会総務区民委員会(委員長沢田あゆみ議員)を傍聴して走り書きのメモを取りましたが、それを文字おこしをしました。若干修正部分があるかもしれませんが、正式な「委員会概要記録」が公表されるのは約二ヶ月先になりますので管理人の文責でアップさせて頂きました。
【注】平成25年7月5日付、25新地文観第509号で収受した「新宿区立美術展示館」についての事務報告と質疑があった「平成25年9月総務区民委員会の概要記録」
2014年3月13日「(仮称)新宿区立美術愛住館」についての事務報告と質疑メモ
文責:管理人
【報告】地域文化部文化観光課長
平成25年7月5日付、25新地文観第509号で収受した「新宿区立美術展示館」について、別紙のとおり「新宿区立美術愛住館申出撤回について」の文書が提出された。
区では、申し出の撤回を受け、文化芸術振興会議への諮問を取り下げるとともに、(仮称)新宿区立美術愛住館の設置に向けた検討を取り止める。
なお、平成26年3月15日に予定されていた、文化芸術振興会議専門部会の視察及び会議は中止とし、区民へは3月15日号の広報しんじゅくで周知する。
【質疑】
田中のりひで(共産):提出された別紙「新宿区立美術愛住館申出撤回について」の文書にある①多額な負担②展示方法については、これまでの話し合いの中で解決されてこなかったのか。
課長:①1500万円を上限とすることは申し上げた②公の施設としての役割は、文化芸術振興会議での論点として上がっていたことを話した。
田中:区長に話があってから一年、議会に報告があってから8ヶ月。当委員会の視察が決まっていて、議会の意見も表明されている。本人が説明するからというので視察時間を午前を午後に変更までしているのに2週間前に突如撤回とは、唐突だ。文書以外で何か言われていることがあるのか。
課長:3月4日に堺屋太一氏から口頭で撤回が示された。7日に残念だが撤回の意向が示された文書が出た。
田中:議会の日程調整が済んでいるのに何故ですか。
課長:振興会議に諮問させて頂いておりますし、堺屋太一氏も3月15日と3月26日の日程も決まっているの何故か分かりません。
田中:今後はこいう問題は多くは無いと思うが、教訓はありますか。
課長:申し出の意思を尊重していきます。教訓はありません。
田中:撤回は相当だと思います。
かわの達男(社会):撤回の文書は持参したのか、郵送されたのか。どちらですか。
課長:堺屋財団の職員が当課に持参しました。
かわの:3月4日はどうなのか。
課長:区長、副区長、そして私文化観光課長が堺屋氏と会いました。
かわの:場所はどこですか。
課長:愛住町の堺屋ビルです。
かわの:話し合いと文書の内容は違うのか。
課長:話し合いの内容を文書にして提出してもらうようになりました。
かわの:分かりました。
中村しんいち(公明):個人的な意見ですが、今回の問題は議会の存在意義が見られたと思います。議会の皆が反対をしているのに。(私は賛成だと叫ぶものあり)殆どの会派が反対しているのに何故、外部の会議にかけたのか。議会が軽んじられた思いがしました。
なす雅之 (花マル):私は賛成の立場なので撤回は残念だと思う。堺屋太一氏夫人(池口史子)が講師になって四谷地域の文化施設になれば良いと考えていました。池口史子さんの美術館という考え方の違いがあったと思います。与党に根回しをしなかったという意見もあるが、指定管理者制度問題を議会が指摘したことなどから区は文化芸術振興会議に諮問したので、議会の意向が反映したと考えています。
平成25年7月5日付、25新地文観第509号で収受した文書
別紙「新宿区立美術愛住館申出撤回について」の文書