「幻想交響曲」に引き続き、我が家では、モントゥー祭開催中。
いまは、ベートーヴェンを集中的に聴いているが、改めて素晴らしさを実感。
「エロイカ」など、コンセルトヘボウ管とのフィリップス盤の方に肩入れしてきたが、ウィーン・フィルとのデッカ録音も凄まじい名演であることを確認した。
もうひとつの発見は、米RCAヴィクトローラ盤の音の生々しさ。「田園」など英デッカ・プレス盤より、良いくらい。
唯一のウエストミンスター録音の「第九」は、例えば弦楽器の配置が、下手(向かって左)から、チェロ・第1ヴァイオリン・ヴィオラ・第2ヴァイオリン・コントラバスというユニークさ。低音と超低音が左右に分かれるという効果が何とも面白い!
ストラヴィンスキー「春の祭典」「ペトルーシュカ」は言わずと知れた、モントゥーの初演曲。モントゥーは、パリ音楽院管には満足していなかったそうだが・・。