福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

岡山の夜 ~ 女声合唱団KIBI・年内最後のレッスン

2014-12-22 23:49:25 | コーラス、オーケストラ


岡山の夜です。

ホテルの部屋から、駅向こうのビルのイルミネーションを眺めながら、ああいよいよクリスマスが近いのか、と実感。昨日のスウィング ロビンのコンサートまでは、演奏に集中していたのですね。

さて、明日は、女声合唱団KIBIの年内最後のレッスン。今年の後半は、名古屋のブルックナー、厚木のモツレク、長岡の第九などと重なって倉敷に来られないことも多く、団員の皆さんには申し訳なかったのですが、来年の4月~5月もちょっと迷惑を掛けてしまいそうで、恐縮しているところ。

しかし、女声合唱団KIBIも来年11月22日(日)の演奏会が決まっているので、ノンビリできません。明日のランチを挟んでの6時間半レッスン。怒涛のような1年でしたが、最後まで気合いを入れて頑張ります!!

飛躍と成長の第3回コンサートに向けて!

2014-12-22 02:11:40 | コーラス、オーケストラ

スウィング ロビン セカンド・コンサートは盛況のうちに幕を閉じました。

年末のご多忙の中、会場に駆けつけて下さった皆様には厚くお礼申し上げます。

2年前のファースト・コンサートは、「とにかくやるぞ!」という勢いで成し遂げたようなものでしたが、

今回は、採り上げる作品のハードルも上げ、本物の合唱団として成長するための機会としました。

結果として、団員の努力や熱い気持ちに裏付けられた良いコンサートになったと思われます。

お客様からも多くの温かいお言葉を頂き、団員一同、大いに励みになったことでしょう。

「苦労のよく伝わるステージだった」という声も多く耳にしましたが、本当はお客様に当方の苦労を感じさせてはいけませんね(笑)。

さて、指揮台からの視点で言うと・・・

もの凄く上手くいった(=練習以上)作品もあれば、本領の発揮できなかった(=もっと上手く歌えた筈)作品もあり、あるいは未だ征服できていない(=失敗すべくして失敗した)作品もありました。

コンサートは生ものですからミスはつきものですが、自分としては「ここは決めたい!」という小節での不本意な状況も少なからずあり、そこに悔いが残ります。

フィギアスケートに喩えるなら、今回のコンサートでは一か八かで四回転ジャンプに臨んだ作品もあった、ということ。

そう都合よく、奇跡は起きてはくれません。
 
次回は、発声をもっと整え、ピッチを揃え、さらにテキストやスコアの核心に肉薄したい。
 
いま、胸に疼く「悔しさ」を原動力として、更なる飛躍と成長の第3回コンサートに向かいたいと思います。